抗がん剤治療や脱毛症などに悩んでいる方は、ウィッグの使用を考える方が多いと思います。ウィッグにはフルウィッグや部分ウィッグなど様々な種類がありますが、「髪付き帽子」をご存知ですか？
髪付き帽子は普段使いはもちろん、ちょっとしたお出かけにも便利なアイテムです。フルウィッグは面倒、ウィッグを使用することに抵抗があるという方は、髪付き帽子から始めてみることもおすすめです。今回は、そんな髪付き帽子の活用方法や、メリットについてご紹介します。
髪付き帽子とは？
髪付き帽子とは、メッシュ状のインナーキャップに髪の毛を付けたタイプのものです。帽子で隠れる部分は髪の毛は付いていないので、簡単に装着できることが特徴です。
髪付き帽子はを使用する際は、帽子を必ず被って使用します。帽子を被った際に、帽子から自然に髪の毛が出ているようなヘアスタイルになるのでとってもオシャレに見えます。
メーカーによっては、髪付き帽子の他に「帽子ウィッグ」や「バンダナウィッグ」などそれぞれの呼び名があるのでチェックしてみましょう。
髪付き帽子の付け方
髪付き帽子の付け方は簡単です。
⒈地毛がロングの方は、インナーキャップにしまえるように束ねる
⒉インナーキャップを付ける
⒊好みの帽子を被る
これで完成です。
とっても簡単に装着できるので、時間がない時やちょっとしたお出かけの際にもおすすめのアイテムです。
髪付き帽子を活用するメリット
ウィッグは、ロングやショート・巻き髪・ストレートなど様々なヘアスタイルがある中で、髪付き帽子を活用するメリットはあるのでしょうか。
こちらでは、髪付き帽子のメリットについてご紹介します。
オシャレ感覚で楽しむことができる
帽子はオシャレとして楽しむこともあれば、冬は防寒対策・夏は日焼け防止など様々な用途がありますよね。髪付き帽子も同様に、ファッション感覚で装着することができます。
インナーキャップ部分に合わせて好きな帽子を被ることができるので、自分好みのオシャレを思いっきり楽しめるアイテムです。また、帽子から髪の毛が出ているので、病気っぽさもなくファッションの一部として楽しむことが可能です。
装着が簡単
髪付き帽子の装着方法でもご紹介したように、装着はとっても簡単。ウィッグのようにトップのボリュームや全体的なバランスなどを気にすることなく、帽子をかぶれば可愛いヘアスタイルの完成です。
ヘアスタイルのセットが苦手な方にもおすすめです。
締め付け感が少ない
通常のウィッグで帽子を被る際は、インナーキャップを装着した後にウィッグを付けて、さらに帽子を被るのでどうしても締め付けられたような感覚になりますよね。長時間の装着も疲れてしまうこともあるでしょう。
しかし、髪付き帽子ならインナーキャップの上に帽子を被ることができるので楽に装着できることもメリットです。
通気性も抜群
先にお伝えしたように、インナーキャップ・ウィッグ・帽子の3つを装着する必要がないので、通気性も抜群です。ウィッグの厚みがない分頭皮が蒸れる心配もなく、夏でも快適に帽子を被ることができます。
ウィッグに比べて価格が安い
髪付き帽子は、ウィッグに比べて低価格で購入できます。ウィッグは素材やヘアスタイルによって数万円するものも少なくありません。しかし、髪付き帽子なら1万円以内で購入することができるので、低価格でウィッグを購入したい方におすすめです。
また、ウィッグをつけることに抵抗がある方、頭皮の蒸れが気になる方は髪付き帽子を試してみてはいかがでしょうか。
髪付き帽子のデメリット
髪付き帽子にはたくさんのメリットがありますが、中にはデメリットもあります。それぞれのメリット・デメリットを把握した上で検討してみましょう。
外で帽子を外すことができない
髪付き帽子は、トップの部分の髪の毛が付いていないので外で帽子を外すことはできません。髪付き帽子で出かけた際には、帰宅するまで外せないことを理解しましょう。
ヘアスタイルが限られてしまう
帽子を被ることで、ヘアスタイルの種類は限られてしまいます。アレンジを楽しみたい方にとっては、少し物足りなく感じてしまうかもしれません。
髪付き帽子を上手に活用して快適な生活を！
髪付き帽子の活用法やメリットについてご紹介しました。
髪付き帽子は、通常のウィッグよりも気軽に装着できるのでコンビニやゴミ出し、ちょっとしたお出かけの際にも楽に使用できます。装着方法もとても簡単なので、手間がかからずに、短時間でオシャレにセットできるメリットがあります。
ウィッグを使用することに抵抗がある方や費用を抑えたい方にとってもおすすめのアイテムなので、一度試してみてはいかがでしょうか。アクアドールでは、ショート・ミディアム・ロング・巻き髪スタイルなど、様々なバリエーションでご用意しています。
詳しくは、こちらの「アクアドール髪付き帽子」をご覧ください。髪付き帽子で普段のオシャレを楽しんでみましょう。
