ウィッグを着用した際に、ウィッグであることが周囲に分かってしまうほど不自然だと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。ウィッグの着用方法はもちろん、ウィッグ自体の品質によって不自然な印象を与えてしまう場合も多いです。
そこで、ウィッグを着用していることが分かってしまう原因、自然なウィッグの特徴、ウィッグの選び方のコツやポイントについて紹介します。
不自然に見えるウィッグの特徴
ウィッグを着用した際に不自然な印象になってしまい、おしゃれを楽しめないと悩んでいる人も多いでしょう。そこで、不自然に見えるウィッグの特徴について紹介します。
もみあげが不自然
ウィッグのもみあげが浅い場合、耳の上から髪の毛が生えているように見えてしまい不自然な印象を与えます。さらに、もみあげが輪郭部分から浮いていると、ウィッグを着用していることがすぐに分かってしまうでしょう。もみあげといった部分的なパーツに違和感があるだけでも、全体の印象を大きく左右するため注意が必要です。
分け目やつむじが不自然
ウィッグの分け目やつむじの位置が中心から大きくズレている場合、ウィッグを被っていることが一目で分かってしまいます。さらに、分け目やつむじの毛量が多い場合も不自然に見える可能性が高いでしょう。
また、低品質なウイッグはつむじから見える頭皮が不自然なため、上から見た際に不自然な印象を与える場合があります。人間の頭皮に似た、人工皮膚を使ったウィッグを着用しましょう。
光の反射
ウィッグの素材が人工毛の場合は、艶がありすぎることで違和感を与えるケースがあります。さらに、ウィッグをしっかりケアしていないとザラザラとした質感になり、不自然に光を反射するため違和感を与えてしまうでしょう。ウィッグは、人間の髪の毛のように自然な艶があり、傷んでいない状態を維持することが重要です。
ボリュームがありすぎる
ウィックの毛のボリュームがあると、不自然な印象を与えてしまいます。トップだけが大きく見えたりシルエットが不自然になったりするため、自分の顔と頭の大きさとウィッグのバランスを調整することが大切です。
また、見た目が不自然になるだけではなく着用した際に自分で違和感を覚え、長時間着用していると不快な思いをする場合も多いです。ウィッグを購入する際には、必ず大きさをチェックして、大きすぎるものや小さすぎるものを購入しないようにしましょう。
ウィッグを自然に見せるためのポイント
ウィッグを着用した際に自然に見せるためには、自分の髪の毛を束ねるクリップネットを使用することが重要です。自分の髪の毛をまとめることによってウィッグを着用しやすくなり、ウィッグを着用した際に不自然なボリュームが出ることを予防できます。
ウィッグを着用すると頭が大きく見えてしまうという場合には、ウィッグネットの中に自分の髪の毛をしっかりとまとめられるように練習しましょう。ウィッグネットは、浅くかぶると頭頂部にボリュームが出たりウィッグがズレたりする場合があります。そのため、トップを押さえたうえで襟足まで深くかぶることが重要です。ウィッグネットを深くかぶることによって、多少動いた際にもウィッグがズレることなく、きれいに着用できます。なお、ウィッグを着用した際に緩いと感じる場合には、こめかみの部分の髪の毛とウィッグをヘアピンで留めて固定することがポイントです。
自然に見えるウィッグの特徴と選び方
自然に見えるウィッグにはどのような特徴があるのか、また、ウィッグを選ぶ際のポイントについて紹介します。
自分の印象に合うサイズやカラーのウィッグ
ウィッグは、自分の頭と顔のサイズと合っていないと自然な印象を与えます。既製品のウィッグは、いくつかのバリエーションのなかから自分の顔や頭のサイズに適しているものを選びましょう。
また、薄毛や抜け毛など髪の毛の悩みをカバーするためにウィッグを着用する場合、髪の毛が生えることによって頭のサイズが変わるため、サイズ調整できるウィッグを選ぶことがポイントです。
人工皮膚を使ったウィッグ
トップに人工皮膚を使用したウィッグを選ぶと、上から見た際に自然な印象を与えられます。人間の頭皮から髪が生えているように見えるうえに、分け目も自然なことが特徴です。
オーダーウィッグ
既製品のウィッグではなく、フルオーダーもしくはセミオーダーのウィッグであれば、自分の希望に適したウィッグを購入できます。自由にデザインできるため、高品質なウィッグをひとつ持っておきたいという人に最適です。
自然に見えるウィッグの条件を満たしたものを購入しよう
ウィッグは、素材やサイズ、カラーなどバリエーションが豊富です。しかし、価格の安さのみにこだわって選ぶと、ウィッグの品質が悪く、不自然に見えてしまうことがあります。自然に見えるウィッグの特徴をチェックし、自然に見えるかぶり方のコツも押さえたうえで、ウィッグを活用しておしゃれを楽しみましょう。