初めてウィッグを購入した人の中には「ウィッグって何かお手入れが必要なの？」「汗の臭いが気になるけどシャンプーってしていいの？」等のウィッグのお手入れ方法が良くわからないとお悩みの方も多いのではないですか？
せっかく購入したウィッグなのだし出来る限り長持ちさせたいのはみんな同じ。しかし、どうやってお手入れすれば長持ちするのか？そもそも着用していないときの保管方法は？と今一わからないことも多いです。

そこで今回はスタンダードなウィッグのお手入れ方法をいろいろとご紹介したいと思います。

ウィッグのお手入れ方法をご紹介！

それではまず一般的に必要なウィッグのお手入れ方法をご紹介したいと思います。
そもそも、ウィッグを着用すれば汗もかきますし、場面によって様々な汚れや臭いなどがつくのは防ぎようがありませんよね。ご自身の髪と同様にこのような臭いや汚れを放置してしまうとやはりウィッグの劣化も早く進みます。

また、ウィッグが長持ちしないだけでなく、ウィッグ内で細菌が繁殖してしまい頭皮にダメージを与えてしまうなどといった最悪な事態も考えられますので、以下を参考に定期的なお手入れを欠かさないようにしましょう！

ウィッグには定期的なシャンプーが必要！

ウィッグのシャンプーの頻度は一般的に60時間の着用に1回程度の頻度で行うと良いと言われています。もちろん、セットの関係でワックスやスプレー等を使用する場合には、さらに短い頻度でシャンプーを行う必要があります。
ウィッグのシャンプーはウィッグについた汚れを落しダメージを軽減させ、ウィッグを長持ちさせる目的にするものですが、着用する方の頭皮を保護する為にも非常に重要な意味を持ちますので必ず定期的に行いましょう。
ただし、あまり頻繁に洗いすぎてしまうと逆に劣化を早めてしまう場合もありますので、ご自身の使用頻度、着用時のセット材の使い方などに合わせてシャンプーの頻度を調整しましょう。

ウィッグのシャンプは優しく！

ウィッグのシャンプーをする場合は、ぬるま湯に適度なシャンプーを入れ泡立てたところに静かにウィッグを浸し、優しく洗い流すように洗いましょう。
綺麗にしようとゴシゴシ洗ってしまうと修復できないほど絡まってしまう場合があるので優しく押すといった程度を心がけてください。そして、シャンプーが終わったら、専用のコンディショナーに10分程度浸し優しく洗い流してください。
最後に、バスタオル等で包み水気を抜いた後、陰干しで乾かしてシャンプーは完了です。
因みに干す場合は、ハンガーなどにかけるのではなく平置きで乾かす方が良いです。掛けて干すと重みで変形する場合がある為です。

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ウィッグがバサバサする時はシリコンスプレーを！

ウィッグをブラッシングしていると絡まってしまう…ウィッグをつけている時に絡まってしまい手ぐしができない…

このような経験はウィッグを着用したことがある方のほとんどは経験があるのではないでしょうか？特にロングやカールのウィッグを着用する場合にはウィッグが絡まる事も多くあり、本当にテンションが下がるということもありますね。
そんな時には、ウィッグ専門店で販売されているシリコンスプレーを試してみてください！
シリコンスプレー意外にもウィッグのバサバサする感じや絡まるのを抑える方法はありますが、人工毛のウィッグの場合は専門店で販売されているシリコンスプレーが一番長持ちする方法です。

シリコンスプレーの使用はとても簡単で、ブラシにシリコンスプレーをかけてウィッグをブラッシングするだけです。シリコンスプレーを使用する際の注意点は、めんどくさいからとウィッグに直接スプレーするのはNGですので、必ずブラシにスプレーしてください。

2つ目はスプレーのし過ぎには注意です！
シリコンスプレーでバサバサした感じが取れると言っても、やりすぎてしまうと今度はツヤツヤになりすぎてしまい、逆に不自然な感じになってしまいます。最後はシリコンスプレーを使用する際は新聞紙などを敷くことです。フローリングなどの場合、床が滑りやすくなるためです。

意外と知らないウィッグのブラッシング方法

意外と間違っている方が多いのがウィッグのブラッシング方法です。通常、ご自身の髪の毛にブラッシングする場合は毛根から毛先に向かってブラッシングをしますよね。
それにしたがってウィッグも同じようにブラッシングする方が多いのですが、ウィッグのブラッシングに関しては逆なのです。

ウィッグは毛先から毛根に向かってブラッシングをするのが基本だという事を覚えておいてください。

ご自身の髪の毛にブラッシングするのと同様に毛根から毛先に向かってのブラッシングはウィッグが絡むことの原因ともなりウィッグにダメージを与えてしまいます。現在、ウィッグを使用している方で本来とは逆の方法でブラッシングを行っていたと言う方は、これからは毛先から徐々にブラッシングしていく方法にするように気をつけましょう！

ウィッグの保管はウィッグスタンドで！

最後に、ウィッグの保管にも注意が必要です。
インターネットなどで「ウィッグを使わないときは専用ポーチで保管しましょう」等と、ポーチが販売されている場合がありますが、ポーチなどに折りたたんで保管することはあまりオススメできません。
なぜかと言うと、ポーチなどにいれてウィッグを保管する場合には、癖がつかないように保管するのがとても難しく、慣れるまでにかなりの数のウィッグをダメにしてしまう可能性が高いからです。
ウィッグの毛質は非常にデリケートで、畳んでポーチに保存してしまうと次に使おうと思った時には癖がついて使えないような状態になる可能性があります。

特にデザイン性の高いウィッグの場合、そのままの状態をキープする為にはお手入れが絶対に必要になるのですが、ポーチなどに折りたたんで保存してしまうと、余計な癖がついてしまいせっかくの、カールの向きがおかしくなってしまうといった事も考えられます。
また、直毛ストレートのウィッグなどには折り目や変な癖がついてしまう可能性も高いですね。

ウィッグの保管をする場合には、場所を取ってしまうと言う難点がありますが、専用のウィッグスタンドを使用して保管することをオススメします。
本来であれば箱などに入れて埃をかぶらない状態での保管が望ましいですが、なかなか難しいと思いますのでウィッグスタンドにかけて、上からフェイスタオルなどを被せる方法で保存してください。
ポーチなどに畳んで保存するよりも間違いなくウィッグを長持ちさせる方法になります！

まとめ

今回はせっかく手に入れたウィッグを出来るだけ長く使用できるようにウィッグのお手入れ方法についてご紹介しました。
現在ウィッグを使用していて今回ご紹介したようなお手入れを全くしていないと言う方がいれば、少しずつでもお手入れをするように心がける事をオススメします。
実施に保管方法を考えて、ある程度の期間でシャンプーをすることとシリコンスプレーの塗布でウィッグの状態や使える期間は劇的に変わると思いますよ。