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コロナ後遺症の脱毛はウィッグで対応!頭皮に負担が少ない商品の選び方

2022年9月21日
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コロナ後遺症の脱毛はウィッグで対応!頭皮に負担が少ない商品の選び方

新型コロナウイルスにかかると、後遺症で脱毛する可能性が出ています。長期間治療が必要なケースもありますが、治療を進めながら脱毛箇所をカバーし、いつも通りの生活をすることは十分に可能です。

そこで、脱毛症の種類や特徴、新型コロナウイルスの後遺症で脱毛した場合の対処法やカバー方法を詳しく紹介します。

新型コロナウイルスの後遺症で脱毛する人は多い

東京都は、新型コロナウイルスの分析をするモニタリング会議を実施し、専門家が後遺症についてのリサーチ結果を発表しました。

新型コロナウイルスの後遺症としては、年齢が若い世代のおよそ70%が脱毛や嗅覚異常などの後遺症があると回答しています。後遺症に関する調査は、2020年の2~6月に、新宿区にある研究センターから退院した患者を対象に行われたものです。

後遺症は長期間継続することが特徴であり、50%以上の人が新型コロナウイルスを発症してから2ヶ月以上が経過しても後遺症に悩んでいると答えています。

また、新型コロナウイルスに感染してから4ヶ月以上が経過しても後遺症があると答えた人はおよそ30%と、200日以上が経過しても後遺症に悩む人もいるのです。

参考サイト:コロナ後遺症、24%に脱毛症状 東京都会議で報告(日本経済新聞2021年2月4日)

脱毛症の症状とは

脱毛症の症状にはいくつかの種類がありますが、一般的には単発型脱毛症と呼ばれるものが多いです。単発型脱毛症は、髪が円形もしくは楕円型に抜けます。

ほかにも、多発型・蛇行型・全頭型・汎発型などの種類に分けられることが特徴です。多発型脱毛症とは、2箇所以上に脱毛が見られる症状であり、いくつかの円形脱毛が合わさって脱毛範囲が広くなることもあります。

蛇行型脱毛症とは、脱毛している箇所が合わさって細長くなり、生え際の髪の毛が抜けてしまう症状です。

全頭型は、脱毛範囲が髪の毛頭全体に広がっている状態を指します。特に治療が長期化するタイプの脱毛症であり、医療用ウィッグを着用しながら治療を進めるケースが多いです。

汎発型は脱毛症の症状が進行して、まつげや眉毛のほか、全身の体毛が抜けます。

コロナの後遺症で脱毛した際のウィッグの選び方

コロナの後遺症で脱毛症になった場合、人目が気になり外出したくなくなる、おしゃれを楽しめないなど、大きな悩みにつながるケースも少なくありません。しかし、脱毛した箇所を上手に隠すことで普段通りの生活を送ることは可能です。脱毛症をカバーするための、ウィッグの選び方を紹介します。

バンダナや帽子がついているウィッグ

手軽に脱毛症を隠すためのウィッグには、バンダナや帽子がついているタイプがあります。帽子やバンダナで頭全体を隠せるため、単発型の脱毛症のほか、脱毛範囲が広がったり結合したりすることによる多発型脱毛症や蛇行型脱毛症になった場合にも活用できる方法です。

しかし、屋内でバンダナや帽子を着用するのは不自然なケースがあるため注意しましょう。

医療用ウィッグ

新型コロナウイルスの後遺症で脱毛の範囲が広がってしまった場合には、医療用ウィッグを着用する方法がおすすめです。医療用ウィッグは、部分ウィッグ、フルウィッグだけではなく、脱毛箇所に貼って着用するものや帽子とウィッグがセットになっているものもあります。

ファッションウィッグ

ファッションウィッグは、医療用ウィッグと比較して価格が安いことが特徴です。また、カラーや髪型のバリエーションが豊富なため、おしゃれを楽しむことを重視したい人に最適だといえます。

医療用ウィッグではなくても、肌に触れる素材にこだわっている高品質なファッションウィッグを使用すれば、脱毛症の治療を進めながら脱毛箇所をカバーすることが可能です。

ヘアファンデーションを使う方法もある

単発型脱毛症など脱毛範囲が狭い場合には、ヘアファンデーションを使用しましょう。脱毛している箇所周辺の髪の毛にパウダーを付着させることによって、脱毛症を隠す方法です。ヘアファンデーションは高品質なものや、汗をかいても落ちにくいものを選ぶと良いでしょう。

脱毛症をカバーするウィッグの着用方法

脱毛した箇所の頭皮に負担をかけず、脱毛症をカバーできるウィッグの基本的な着用方法を紹介します。

ステップ1:インナーキャップをかぶる

地毛をインナーキャップでまとめることによってウィッグを着用しやすくなり、ウィッグがずれることも予防できます。また、インナーキャップは脱毛している箇所の頭皮を保護する効果があるほか、汗や皮脂の汚れがウィッグにつかないようにするためにも使用することが大切です。

ステップ2:おでこに引っ掛けるようにしてウィッグを乗せる

ウィッグの前の方をおでこに引っ掛けるようにしてウィッグを頭に乗せ、位置を調整します。ウィッグを乗せる位置が決まったら、ウィッグを深くかぶりましょう。

インナーキャップいやストッパーの位置を調整して、両手でストッパーを留めます。

ステップ3:ウィッグ後ろにずらすようにしてかぶる

ウィッグの襟足を持って、後ろの方にウィッグをずらして位置を調整します。

ウィッグを引っ張ると、インナーキャップとウィッグがずれるため注意しましょう。力加減力を入れずに、ウィッグの位置を調整することがポイントです。

ステップ4:頭にウィッグをフィットさせる

ウィッグかぶったら、全体を見てバランスをチェックしましょう。最後にウィッグ専用のブラシで繊維の流れを整えます。ブラッシングすることで、綺麗かつ自然に見せることにつながります。

新型コロナウイルスの後遺症はウィッグで克服!

新型コロナウイルスにかかった人のおよそ70%の人は後遺症があると回答しており、20代や30代でも脱毛といった後遺症が見られることから、年齢や重症化の有無を問わず後遺症に悩むケースが多いのです。

脱毛症の治療を進めながら悩みをカバーするためには、ウィッグを使用する方法が有効だといえます。ウィッグで悩みをカバーできるほか、好きなヘアスタイルを楽しめるためメリットも多いです。肌に優しい素材のウィッグを活用し、おしゃれを楽しみながら治療を進めましょう。

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