お肌同様にダメージを受けてしまうので要注意!
紫外線の影響を受けてしまうのはお肌だけだと思っていませんか。実は、ウィッグも強い日差しによって大きなダメージを受けてしまうのです。
自毛同様にダメージを受けてしまうと簡単に修復させることはできません。ダメージを受けてしまうとパサパサになってしまうことや広がりや切れ毛などさまざまなトラブルが目立つようになります。長期間にわたり美しい状態で使用し続けられるように正しい対策を行っていきましょう。
どんなトラブルが発生するの?
ウィッグが日焼けしてしまうとキューティクルがはがれやすくなってしまいます。キューティクルがはがれると水分が減りツヤやパサつきが目立つようになるでしょう。そのため、美しい状態を保つことはできません。
また、柔軟性がなくなり、クシでとかしただけで切れてしまうといったトラブルに悩まされてしまうこともあります。より長く美しい状態で使用し続けるには、やはり正しい対策を行うことが欠かせません。日焼けから守り、正しいケアを行うことで、いつでも美しい状態を保ちおしゃれを楽しめます。
トリートメントを使ってケアを行う
ダメージを受けてしまったと感じたら、すぐにトリートメントを行いましょう。現在、さまざまなタイプのトリートメントが販売されています。中にはUVカット効果を期待できるトリートメントもあり、効率よくケアすることができます。
強いダメージを受けてしまったら、その日のうちにしっかりとトリートメントを行いケアすることが大切です。なんのケアも行わずに放置してしまうと、水分がなくなりさまざまなトラブルが発生します。
特に強い日差しを浴びた日は、ビタミンEがたっぷり配合されているトリートメントを使用するとよいでしょう。ビタミンEには、ダメージを修復する効果を期待でき、効率よくケアできます。
トリートメントを行う際には、優しくケアし負担をかけないこともポイントです。濡れたままの状態にしてしまうと新たなトラブルが発生してしまう可能性もあるので、ドライヤーを使ってしっかりと乾かすようにしましょう。
髪の日焼け止め効果を期待できるUVスプレー
手軽に対策するなら、スプレータイプの日焼け止めを使用することをおすすめします。スプレータイプの日焼け止めは、ただシュッとスプレーするだけで簡単に日焼けのダメージから守れます。髪はもちろん、肌や頭皮もしっかりと守ることができるので、全身のケアをしたいという方にもピッタリです。
スプレータイプの日焼け止めは、ウィッグを着けたままでは自分の手が届きにくい後頭部も手軽にケアできるのも嬉しい点です。時間や手間をかけずに使用できるので、忙しい方や面倒なことが苦手という方にも最適なアイテムと言えます。いつもカバンの中に入れておけば、強い日差しが気になるときに簡単に対策できます。一年中を通して紫外線は降り注いでいるため、夏だけでなくこまめにスプレータイプの日焼け止めを使ってウィッグを守るようにしましょう。
スプレータイプの日焼け止めを使用する際には、2時間程度ごとにこまめに塗り直すと効果的です。また、スプレーをした後は、手ぐしでしっかりと馴染ませると効果アップが期待できます。
では、スプレータイプの日焼け止めを使用する際には、どれくらいのSPFのものを使用すればよいのでしょうか。もし、外出時間が長いのであればSPF30以上のものを選ぶと安心です。SPF30以上の日焼け止めを使用すれば外出時間が長い日や外のレジャーを楽しみたい方も心置きなくお日様のもとで過ごせます。ちょっとしたケアを行うだけで美しい状態で使用し続けることができるので、早速試してみてください。
帽子や日傘を使う
紫外線の強い季節には、帽子や日傘を使うとよいでしょう。ウィッグの美しさを守るには、やはり徹底的に紫外線から守ることが大切です。外出する際には、帽子や日傘を最大限に利用し紫外線に当たらないようにします。
また、長さのあるウィッグを使用している方は、髪をまとめて帽子の中に入れると効果的です。お団子ヘアなどにアレンジしてまとめた状態で帽子をかぶると、より効果がアップします。
帽子をかぶりたくないという方に最適なアイテムといえば日傘です。遮光率100%の日傘を使えば、ダメージを受けてしまうことはありません。また、日傘ならおしゃれなヘアアレンジも崩れてしまうことがないのも嬉しい点です。その日の気分に合わせてヘアアレンジを楽しむことができます。
日傘といってもさまざまなタイプがあるので、自分の好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。日傘は、高いUVカット効果を期待することができますが、ある程度使用すると効果が低下してしまうと言われています。
そのため、購入してからある程度の年数が経過したら新しいものに買い替えると安心です。日焼けやダメージからしっかりと守りたいのであれば、3年を目安にして新しい日傘を選んでみるとよいでしょう。