初めてウィッグを買って着用し始めたはいいものの、どのくらい使ったら交換時期なんだろう？そもそも交換って頻繁にするものなの？と疑問に思うことは尽きませんね。ウィッグは人毛、人工毛と素材の違いもあり、そのお手入れ方法や劣化状態も違います。見るからにウィッグの毛がチリチリになっているや、買った時のスタイルが崩れて着用すると違和感があるなどの問題があれば思い切って買い替えも考えられるのでしょうが、その判断はなかなか難しいものです。
また、ウィッグは使い方も人それぞれで、使用頻度などによっても寿命が変わってしまい、交換時期は一律に言い切れないのが難しいところです。
そこで今回は、ウィッグの寿命や交換時期の見極め方、そしてウィッグをできるだけ長く使えるコツ・メンテナンス方法についてご紹介します。
どうなったら交換時期？
まずは、「ウィッグの交換時期をどのようにして見極めたらいいのか？」についてみていきましょう。ウィッグは使い続けていると人間の髪と同じように毛先がパサパサになってきます。もちろん、お手入れをすることですこし状況が回復することもあるのですが、お手入れしても痛みがひどい場合はその時点が交換時期だと思うとよいでしょう。その他にも、ウィッグが傷むことによる脱毛や、ウィッグの髪色が変色している場合、ウィッグネットなど付属の部品に損傷があった場合も交換の目安にできます。
一般的に、普段使いで頻繁に使うようなウィッグの寿命はだいたい2～3年と考えられています。もちろんこれは日々のお手入れや保管方法をきっちりと出来る方が丁寧に使った場合のお話で、乱雑に扱うと数か月で傷む場合もありますし、お手入れの知識があまりない方であれば1年くらいでも劣化してしまう事もおおいです。2～3年も持てば長持ちとも言えます。
憶えておきたいウィッグの交換のポイント
上述したウィッグの交換のポイントを整理しておくので、是非以下を参考にウィッグの入替えを考えましょう。
- ウィッグの傷みがひどい場合
- 脱毛が起こっている場合
- 購入した時の色に変色が起こっている場合
- ウィッグネットなど付属部品が損傷してしまった場合
このような症状が起こった時は、交換する時期だと思いましょう。
また、ウィッグを着用したけどセットがしづらいなど、ウィッグの使用感が悪くてストレスになる場合は、上記のような症状が発生していなくても交換を検討したほうがいいでしょうね。
ウィッグを長持ちさせるコツ
さて、ここまででウィッグの交換ポイントを見てまいりました。その中でお手入れをすると少し痛みなどが回復するとご紹介しましたが具体的にはどのようなお手入れをしたらよいのかをご紹介します。
まず、地毛の時もですが髪の毛が絡まることを防止する、また絡まってしまった際は丁寧に傷めないようにしてほどくことがポイントです。イライラして無理にブラッシングをすると傷んでしまったり、途中で毛が切れてしまう、最悪の場合は脱毛につながるのでじゅうぶんに注意してブラッシングをかけていきましょう。
また、人工毛ウィッグの場合は、素材的な特徴もありブラッシングや着用している時に静電気が発生しやすいです。静電気はウィッグを痛める原因ともなりますし、着用時に不快感を与える原因にもなる為、静電気防止スプレーなどを活用するといいでしょう。他にも、着脱時に部品の損傷が起こらないように丁寧に扱うことが寿命をのばすために重要です。
また、無駄な損傷をさけるためには保管をする際、専用のウィッグスタンドを使用し型崩れしないようにしたり、色あせが起こらないように日光が当たらない場所に保管するようにしましょう。
ウィッグを長持ちさせるお手入れ方法
それでは、ここまでであげてきたウィッグを長持ちさせる方法をまとめてみます。ウィッグを長持ちさせるにはとても重要なポイントなので絶対に覚えておきましょう！
- ブラッシングはこまめにしましょう
- 定期的にシャンプーをしましょう
- 万が一絡まったときにも丁寧にほぐしましょう
- ワックスなどを付けたあとは丁寧にシャンプーで洗う
- 取り扱いを丁寧にする
- 保管時は専用スタンドを使うのがベストです
使用頻度が多く高額なものが多い医療用ウィッグなどはウィッグのサロンを利用し定期的にメンテナンスをしてもらうのも良いでしょう。
まとめ
今回は、ウィッグの寿命。交換時期の目安はどこ？についてご紹介してまいりました。いかがでしたか？
ウィッグの寿命は一概にどのくらいというのは言い切れませんが、一般的に2年～3年持てば長持ちしたと言えるでしょう。ただし、お気に入りで使用頻度の高いウィッグだと1年もたたずに劣化してしまう場合もあるので、毛がパサついてきたり、色が抜けてきたり、脱毛が増えてきたりと交換のサインが出てきたら新しいものへ交換する事をオススメします。
逆に、このような交換のサインが出でいない場合は、期限の目安にとらわれずに使い続けても問題ありません。また、ウィッグを長持ちさせるためには日々のお手入れがとても重要で、毎日のブラッシングや絡まった時は丁寧にほぐすであったり、取り扱いを丁寧にするなどに気を付けるとよいでしょう。
ぜひ、お手入れも併せて行いお気に入りのウィッグを長く良い状態で使えるようにしてみてくださいね
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