産後脱毛解消までの間、ウィッグでカバーしながら育児をしている人も多いのではないでしょうか。
しかし、慌ただしい育児中にウィッグを被るとズレてしまう、不自然に見えるという点に悩んでいるケースが多いです。
この記事では忙しい育児の中でも、ウィッグがズレないように被る方法を紹介します。
産後脱毛はどのくらいの期間続くのか
産後脱毛は、ホルモンバランスの変化や、出産後のライフスタイルの変化によるストレス等が原因となることが多く、個人差がありますが、期間としては産後2~3カ月で起こり、半年~1年程度続くことが多いと言われています。
また、産後脱毛となった場合、最も目立つのは産後2~6ヶ月頃と言われており、数ヶ月間は髪の悩みを抱えた状態になってしまいます。
この期間はちょっとした外出にも髪が気になってしまうかもしれませんが、育児に集中するためにも、ウィッグを使用することをおすすめしています。
しかし、慌ただしい育児中にウィッグを使用すると、ズレて不自然に見える、ウィッグのズレが気になりストレスになるというケースも少なくありません。
ウィッグで自然な髪型をキープするためには、ウィッグがズレる原因や正しい被り方を理解することが大切です。
育児中にウィッグがズレる原因
ウィッグがズレる原因は、ウィッグネットを使用せずに地毛の上からウィッグを着用したため滑ってズレる、もしくは自分の頭とウィッグのサイズが合わないというケースが挙げられます。
慌ただしい育児中とはいえ激しい動きをしている訳ではないため、ウィッグはズレないと考える人も多いでしょう。
しかし、頭を大きく動かしている意識はなくても、日常の動作にはうつむいたり首を動かしたりと、頭を傾ける場面はたくさんあります。
ウィッグはしっかりと固定せずただ被るだけではズレたり浮いたりしてしまうことも多く、不自然に見えてしまうこともあります。
育児中でもウィッグがズレないように被る方法
慌ただしい育児中でもウィッグがズレないようにするためには、正しい方法で被ることが大切です。
3つのポイントを押さえて、ウィッグを正しく被りましょう。
ポイント① ウィッグのサイズを合わせる
ウィッグを着用する前に、購入したウィッグと自分の頭のサイズを合わせることが重要です。ウィッグは内側にアジャスターが付いており、数回被って自分の頭に合うサイズに調整できます。
ポイント② 地毛をまとめてウィッグネットを被る
ウィッグを被る際には、ウィッグネットと呼ばれる専用のアイテムを使用して地毛をまとめなければなりません。
ウィッグネットを使用すれば地毛をスムーズにまとめられるので、ウィッグも被りやすくなるでしょう。
さらに、地毛がきれいにまとまるため、慌ただしい育児中でもウィッグのズレを予防できます。
ウィッグネットは、ゴムの太い方が下になるよう、ヘアバンドと同じ要領で着用しましょう。
ウィッグネットの中に地毛をまとめたら、生え際まで上げます。地毛を入れたら、ウィッグネットの先を結んで完了です。
髪の量が多い、もしくはロングヘアの場合、ウィッグネットにまとめた地毛を平らにしましょう。
上手にまとまらないのであれば、三つ編みをしてからウィッグネットに入れる方法も有効です。
ポイント③ ウィッグは前髪から被る
ウィッグを被る際には、前髪から被ることがポイントです。
前髪の位置を確認して、片方の手でウィッグを固定し、片方の手で襟足を持って後ろに引き、ウィッグを被ります。
ウィッグを被ったら、こめかみの位置を合わせましょう。
実際に被ってみてサイズが合わないようであれば、アジャスターを調整しましょう。
育児中にウィッグのズレを予防するためのアイテム
ウィッグの被り方で紹介したアイテム以外にも、慌ただしい育児中にウィッグのズレを予防できるアイテムがあります。
自分が使いやすいものを取り入れましょう。
医療用テープを使う
育児で慌ただしく動くためしっかり固定したい場合には、ウィッグ専用もしくは医療用のテープを使う方法が有効です。
地毛を束ねてウィッグネットに入れ、地毛が生えていない部分に専用のテープを貼ってウィッグを留めましょう。
高頻度でウィッグを使う場合には文房具として販売されている両面テープを用いる人もいますが、肌とウィッグに大きな負担がかかるため、医療用やウィッグ用のテープを使用することが大切です。
ピンで留める
ウィッグの中に入れる地毛を束ねる際や、ウィッグネットに地毛を入れる際にはピンを使って固定することが大切です。
もみやげや生え際部分の髪はウィッグネットに入れにくいため浮いてしまい、育児で慌ただしく動くことでズレる可能性があります。
そのため、地毛をウィッグネットに入れた後にも、加えてピンで固定すると良いでしょう。
まとめ:育児で忙しくてもウィッグでおしゃれを楽しもう
ウィッグは購入した直後にそのまま着用すると、自然に見えない場合が多いです。
そのため、ウィッグは着用する前にほぐし、紹介した方法でウィッグのズレも予防する必要があります。
産後脱毛をカバーし、育児中でもウィッグがズレないよう工夫して、好みのヘアスタイルを楽しみましょう。