今回は、初めてウィッグを購入する方の多くが疑問に思うことについて『よくある質問形式』でご紹介していきたいと思います。近年では、医療目的でない場合でも、普段の生活の中でウィッグを愛用している人が増加しています。ウィッグであれば、仕事や学校の関係で不可能なヘアスタイルも簡単に作ることが出来ますし、高品質なウィッグでも比較的安価な価格で手に入れることが出来るようになってきたというのが大きな理由だと思われます。
しかし、そのような状況でも、初めてウィッグを購入する場合には様々な疑問や不安が出てくるものです。実際に、その疑問が払しょくできなくてなかなかウィッグの購入に踏み切れない人もいるのではないでしょうか?そこで今回は、ウィッグ初心者の方からよく質問されるウィッグの疑問についてまとめてご紹介します。
ウィッグに関する疑問あれこれ
それでは早速、ウィッグ初心者の方が疑問に思うことについてご紹介していきましょう。
Q.01 人工毛ウィッグのカールやウェーブは洗っても取れないの?
人工毛ウィッグは、基本的に形状記憶処理を行っていますので、日々のお手入れ時にシャンプーをする程度では取れにくくできています。ただし、長く使用していると、経年劣化で徐々にカールなどは落ちてい雲のです。出来るだけ購入時のスタイルを保ちたいのであれば、保管方法やお手入れ方法に注意しましょう。
Q.02 ウィッグの髪色に飽きたら染めたり脱色したりできる?
人毛ウィッグの場合であれば、染色などは可能です。人工毛に関しても染色方法があるのですが、あまりオススメは出来ません。一般的にファイバーなどで作られる人工毛ウィッグを染色した場合、品質保証が出来なくなり、既製の状態を維持できなくなる可能性があります。
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Q.03 シャンプーやリンスは必須?
基本的にシャンプーやリンスによるお手入れは必須と考えておきましょう。もちろん使用頻度によってお手入れの頻度も異なりますが、毎日使用する場合には1週間に1度は必要となります。また、夏場などはウィッグに汗や汚れが付着しやすい為、どうしても匂いが出てしまうものです。したがって、ウィッグを愛用する場合には、定期的なシャンプーとリンスによるお手入れを心がけてください。
Q.04 ウィッグを乾かすときにはドライヤーを使っても良い?
ウィッグをシャンプーした後に、乾かすためドライヤー、ヘアアイロンを使用したいと考える人は多いです。基本的に人毛ウィッグは問題ありませんが、人工毛ウィッグの場合は耐熱タイプとなっているもの以外はドライヤーを使用してはいけません。耐熱性のないファイバーは、ドライヤーの熱で変形してしまう恐れがあります。乾かすときには、しっかりとタオルドライした後に自然乾燥をするようにしましょう。この時ウィッグスタンドを用意するとスタイルの維持も楽ですよ。
Q.05 ウィッグはどれを購入しても一緒ですか?
ウィッグには大きく分けて3種類の素材があります。本物の毛を利用した人毛ウィッグ、化学繊維で作られた人工毛ウィッグ、人毛と人工毛を混ぜ合わせた人毛ミックスの3種類です。素材が違うという事は、それぞれのメリットとデメリットが異なりますので、使用場面などをよく考えて購入するものを選びましょう。簡単に説明すると「人毛は自然な見た目が作れるけど高額」「人工毛は自然さは劣るけどお手入れが楽で比較的安価」といった感じです。詳細は別記事でまとめていますのでそちらをご参照ください。
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Q.06 ウィッグを上手に付けられるか心配…
ウィッグ初心者の方は、上手に装着できるかを不安に思う方が多いです。しかし、フルウィッグ、部分ウィッグどちらにしても装着はそこまで難しいものではありません。使用しているうちに装着のコツも掴めますので安心してください。どうしても不安な方は、店舗まで足を運び装着方法を教えてもらうのもアリですよ。簡単なウィッグの装着方法はコチラをご参照ください。
また、ウィッグの毛量によっては顔の形に合う・合わないが出てしまいますので、ウィッグの毛量が多いと感じる場合は、自分で毛をカットしましょう。
Q.07 地毛が長いのですがウィッグは装着できますか?
ウィッグは地毛をウィッグネット等を利用してまとめてから利用しますので、ロングヘアーの方でもフルウィッグの着用は可能です。
Q.08 整髪料を使用しても大丈夫ですか?
ウィッグを自分好みにスタイリングするため、整髪料を付けることも可能です。ただし、整髪料を使用した場合、きちんとシャンプーなどで洗い流すようにしなければウィッグの傷みが早くなる場合があります。また、ハードタイプの整髪料もウィッグの傷みを早めますのでご注意ください。
Q.09 医療用と普通のウィッグの違いは?
抗がん剤治療による脱毛時などに使用することを想定したウィッグを医療用ウィッグと呼びます。一般的には、頭皮への刺激が少ない素材を利用していることや、サイズ調整の幅が大きいことが多いです。一般的なウィッグと比較すると、素材の違いで高額になっているのも特徴です。
まとめ
今回は、ウィッグ初心者の方が疑問に思う不安点などをよくある質問形式でご紹介してきました。現在ウィッグを愛用している方には当たり前のことと思うかもしれませんが、上記のようなことは多く質問を受けることです。
もちろん、本稿でご紹介した以外にも疑問点があると思いますので、どうしても心配なことがあればお気軽にお問い合わせください!