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不要になった医療用ウィッグの処分方法や注意点を解説

2023年9月27日
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不要になった医療用ウィッグの処分方法や注意点を解説

ウィッグは、気軽に髪型のオシャレを楽しみたい方から人気を集めています。リーズナブルな価格のファッションウィッグよりも、高品質で自然に見える医療用ウィッグを着用する方も多いです。また、薬の服用による脱毛や薄毛、抜け毛に悩んでいる方で医療用ウィッグを使用している方もいるしょう。

しかし、医療用ウィッグを買い替える場合、古くなった医療用ウィッグはどのように捨てれば良いのか分からないというケースも多いのではないでしょうか。そこで、不要になった医療用ウィッグをどのように処分すれば良いのか、医療用ウィッグを捨てる際の注意点について詳しく紹介します。

医療用ウィッグを捨てる方法

医療用ウィッグを捨てる方法、処分する方法について紹介します。

個人で使っている医療用ウィッグは可燃ゴミ

通常の医療用ウィッグの場合、燃やせる材料で作られているケースが一般的なため、可燃ゴミとして捨てることが可能です。そのため、自治体ごとに可燃ゴミの日をチェックし、他のゴミと一緒に処分しましょう。

ウィックをそのままゴミ袋に入れるのが入れると透けてしまい、他の人に見られるのが嫌だという場合には、紙袋に入れたうえで捨てるのがおすすめです。

使用できる状態ならリサイクルショップに持ち込む

コスプレで使用するためにウィッグをアレンジしている場合、リサイクルショップで買い取ってもらうのは難しいでしょう。しかし、アレンジをしていない医療用ウィッグであれば、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。

リサイクルショップごとに買い取れる商品には違いがあるため、どのようなものであれば買い取ってもらえるのかをあらかじめ確認したうえで持ち込むようにしましょう。基本的に、汚れている場合にはゴミとして処分したほうが効率的だといえます。

フリマアプリやオークションサイトを使う

医療用ウィッグの状態が良い場合は、フリマアプリやオークションサイトを使うと高い価格で買ってもらえる可能性があります。また、ウィッグは美容師が練習台として使用するケースがあるため、数個集めて販売すると、より購入してもらいやすいでしょう。フリマアプリやオークションを利用することによって、新しいウィッグを買うための費用に充てられる可能性があります。

寄付をする

医療用ウィッグは高価であるため、金銭的なことから購入できないという方もいるでしょう。
ウィッグを寄付するためには、支援団体や病院ではウィッグを寄付で募っており、それを貸出している団体もいます。
また、ウィッグを寄付する際には、ウィッグ専門店にをクリーニングしてもらうか、きれいに洗ってから寄付することをおすすめします。不要になった医療用ウィッグが、誰かの助けになると考えると寄付もよい処分方法なのではないでしょうか。

医療用ウィッグを処分する際に注意すべきポイント

医療用ウィッグを自治体ごとのルールに沿って可燃ごみで処分する場合、注意しなければならないポイントがあります。

医療用ウィッグそのものは、燃えるゴミとして処分することが可能ですが、ピンやクリップアジャスターが付いた部分については取り外して処分する必要がある点です。使用している素材ごとに注意点は異なるため、ウィッグの素材ごとに注意したいポイントについて確認しておきましょう。

人工毛を使用した医療用ウィッグの処分方法

人工毛医療用ウィッグの素材は、ポリエステルといった化学繊維です。ポリエステルを使用している医療用ウィッグの場合は、可燃ごみとして処分できない自治体があるため注意が必要です。

人毛を使った医療用ウィッグ

人毛ウィッグは人間の髪の毛を使用しているため、燃えるゴミとして処分できます。しかし、人毛と人工毛を合わせて使用したミックスウィッグに関してはポリエステルが含まれているため、可燃ごみとして処分できないことがあります。

アジャスターやピン

ウィッグのアジャスターやピン

ウィッグには、アジャスターのフックが付いています。アジャスターのフックは基本的にプラスチックのため、取り外したうえで可燃ごみとプラスチックゴミに分けて処分しましょう。

部分ウィッグや前髪ウィッグには、ピンが使用されていることが多いです。ピンについては金属のため、燃えないゴミとは分けて処分しなければなりません。アジャスターにも金具がついている場合には、必ず取り外して分別しましょう。

使わないウィッグは早めに捨てるのがおすすめ

ウィッグ処分

ファッションウィッグや医療用ウィッグをたくさん持っていて、大切に使っていたウィッグを捨てるタイミングがわからず長期間保管しているという方も多いです。しかし、新しいウィッグやお気に入りのウィッグを綺麗な状態で保管するためにも、古くなった医療用ウィッグは自治体のルールに沿って処分することを検討しましょう。

古いウィッグをずっと保管しているとスペースをとったり、新しいウィッグをコンパクトにして収納しなければならなくなったりします。ウィッグに癖がついたり繊維が折れたりと、ウィッグが傷む原因にもなるのです。新しいウィッグを購入したい場合や、ウィッグの数が増えて収納に困っている場合には、古いウィッグを処分する方法が有効です。

医療用ウィッグは自治体のルールに沿って処分しよう

医療用ウィッグは高品質な商品が多く、人毛が使用されているため、基本的には燃えるゴミとして処分することが可能です。しかし、金属パーツがあったりポリエステルが混ざっていたりするケースもあるため、注意しなければなりません。また、自治体ごとにゴミの分別のルールは異なります。そのため、医療用品を処分する自治体ごとのルールを確認することが大切です。ルールとウィッグの医療用ウィッグに使われている素材を照らし合わせ、ルールに沿って処分しましょう。

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