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ウィッグの毛量を減らす方法解説!普通のはさみでやってはいけないって本当?

2023年12月4日
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ウィッグの毛量を減らす方法解説!普通のはさみでやってはいけないって本当?

ウィッグを購入したものの、「着用してみたら想像よりも毛量が多く不自然なボリュームが出ている」、「重いヘアスタイルではなく軽い印象になるようアレンジを加えたい」と考える方もいるでしょう。

そこで、ウィッグの毛量を減らすためのセルフカット方法、カットに必要なアイテム、カットの手順、失敗を防ぐ方法をご紹介いたしますので、自分好みのウィッグにしましょう。

ウィッグの毛量を減らすために必要なアイテム

セルフカットでウィッグの毛量を減らす場合、あらかじめ必要なアイテムを揃えておくことが大切です。ウィッグのセルフカットに必須のアイテムを紹介します。

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ウィッグスタンド

自分でウィッグを着用した状態でも、毛量を減らすためのセルフカットをすることは可能ですが、ウィッグスタンド(マネキン)を使ったほうが正確にカットできます。

ウィッグスタンドは人間の頭と比較して若干小さく作られているため、ウィッグスタンドにタオルを乗せたうえでウィッグをかぶせ、カットしやすいように調整することが大切です。

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すきバサミとハサミ(ステンレス製)

髪の毛のカットに慣れていない場合には、通常のハサミよりもすきバサミを使ったほうが自然に仕上がります。そのため、ステンレス製の一般的なハサミと、すきバサミの両方を準備しておくと良いでしょう。

ステンレス製のハサミは若干価格が高いですが、毛をスムーズにカットできます。文房具のハサミでも良いですが、ウィッグをカットするのは難しく、綺麗に仕上げるには時間がかかるため、ステンレス製のハサミを使うのがおすすめです。

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ブラシ&コーム

ウィッグ全体をブラッシングするためのブラシと、毛先を整えるためのコームの2種類を用意しましょう。コームは100円ショップで販売されているもので問題ありません。

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クリップ

ウィッグの毛を留めるためのクリップを準備しましょう。毛を留めるために必要な道具のため、ピンやゴムなど、クリップ以外でも問題ありません。

ウィッグの毛量を減らすためのカットの手順

ウィッグの毛量を減らすためのセルフカットの手順を紹介します。

ウィッグスタンドにかける

ウィッグの毛量を減らすためのセルフカットでは、通気性が良いハンガータイプのスタンドではなく、マネキンタイプのスタンドを使用するのがおすすめです。

ハンガータイプのウィッグスタンドを使用する場合には、テーブルにテープを使って固定し、ウィッグがずれないようにしましょう。

毛をブロッキングをする

ウィッグのカットに失敗しないよう、ウィッグの毛をブロッキングすることがポイントです。また、ブロッキングすることによって作業効率も良くなるでしょう。

ブロッキングはトップ、左右、後頭部、襟足に分けてクリップもしくはゴムで留めます。カットしない箇所やウィッグ表面は誤ってカットしないよう、ピンやクリップで留めておきましょう。

特に、表面の毛については、誤ってカットすると内側の短い毛が外に飛び出して不自然に見えてしまうため注意が必要です。

斜めもしくは垂直にハサミを入れる

ウィッグの毛量を減らす際には、垂直または斜めにすきバサミを入れて、少しずつ毛量を調整しましょう。毛量を減らしたい箇所の髪の毛を束にして3回ほど捻り、捻った状態のまま2~3箇所すきバサミでカットします。

毛先に動きが出るため、自然な仕上がりになるでしょう。ハサミを横に入れると非常に無造作な仕上がりになってしまうため、ハサミを垂直や斜めに入れることが重要です。

ブラシやコームで梳かす

ウィッグをカットしたら、こまめにブラシやコームで毛を梳かして不自然な箇所がないかを確認します。微調整を繰り返すようなイメージで、少しずつカットしましょう。

ブロッキング→カット→毛を梳かすというステップを繰り返し行って、毛量を減らします。

なお、ウィッグのセルフカットを初めて行う場合には、使い古して捨てる予定のウィッグや安価なウィッグを使って練習すると良いでしょう。

以下の記事にて、アクアドール直伝のウィッグのボリュームの減らし方をご紹介しております。ストレート用ヘアアイロンと梳きバサミを使った方法ですので、ぜひ参考にしてみてください。

ウィッグの気になるボリュームの減らし方

ウィッグの毛量の多いときは美容院でのカットがおすすめ

ウィッグのセルフカットをする自信がない、失敗するのが怖いという方は、美容室でウィッグをカットしてもらうのがおすすめです。

ただし、どこの美容室でもウィッグのカットを受け付けているわけではないため、あらかじめ美容室に問い合わせをしておきましょう。

普段から自分で髪の毛をカットする機会がない方は、ウィッグの毛量を少し「すく」だけであっても難しいケースが多いです。お気に入りのウィッグが使用できなくなるといったトラブルを防ぐために、少し毛量を調整するだけでも プロに依頼したほうが良いといえるでしょう。

アクアドールの直営サロンでは、専属美容師によるウィッグのカットができますので、是非ご相談ください。

アクアドール直営サロン一覧はこちら

ウィッグの毛量を減らす際には慎重にカットしよう

セルフカットで、ウィッグの毛量を減らすことは可能です。しかし、ウィッグのカットに失敗すると買い替えるほかなくなるため、毛を切りすぎないよう十分に注意しましょう。

なお、ウィッグの毛量を減らす方法は、セルフカットだけではなくスタイリング剤を使ってボリュームを抑えるといった方法もあります。

少しでも不安な場合には、ウィッグをセルフカットして毛量を減らす方法ではなく、スタイリング剤を使った方法を試してみるのも良いでしょう。

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