年齢を重ねても、「実年齢より若く見えるようにしたい」と考える女性は多いでしょう。メイクをしたり服装のコーディネートを工夫したりといった方法で若く見せることは可能です。しかし、メイクや服装を工夫しても、老けて見える髪型をしていると台無しになってしまうため注意が必要です。
そこで、ウィッグを活用して若く見せる方法を紹介します。老けて見える髪型も紹介するため、今の自分の髪型と照らし合わせて確認しましょう。
老けて見える髪型の特徴
老けて見える髪型は、髪の毛のツヤや清潔感があることが特徴です。どのような髪型が老けて見えてしまうのか、具体的にチェックしていきましょう。
すきバサミで切っている
老けて見える髪型の特徴は、乾燥してパサついている状態です。特に、すきバサミを入れると毛先がパサつき、どのような髪型にしても老けて見えるでしょう。さらに、髪の毛にうねりがあったり癖毛だったりする方は、髪の表面をすくと全体にパサついた印象になります。若く見せたい場合には、ハサミの入れ方も大切です。
傷んでいる
髪の毛にツヤがあると、スタイリングをした際に若い印象を与えられます。傷んでいる髪の毛はキューティクルが剥がれた状態でツヤがないため、特に髪の毛をおろしたスタイルにすると老けた印象になります。
傷んでいる髪の毛は、すぐに修復できません。髪の毛のお手入れをしながら、アイロンで髪の毛に動きをつける、おしゃれなクリップやゴムを使って髪を束ねるなどの方法がおすすめです。凝ったアレンジをする暇がない方でも、少し工夫するだけで若く見せられます。
長い間カラーリングをしていない
カラーリングをした髪を染め直さず、長期間放置していると色が落ちるため黄色に変色します。黄色く変色するとツヤがなく髪が乾燥をして見えるため、清潔感がなく老けて見える可能性があるでしょう。
トップのボリュームがない
髪の毛は年齢とともにボリュームがなくなり、特にトップはボリュームダウンが目立ちます。トップは、分け目を作ったりドライヤーやカーラーで根元を立ち上げたりといった方法が有効です。
さらに、前髪を作る際には、分け目の場所で印象が変わります。例えば、毛の流れとは逆の方向に分け目を取ると根元が立ち上がりやすく、簡単にボリュームアップさせられます。髪の毛を結ばず下ろしたヘアスタイルにする場合には、トップのボリュームが出るように意識しましょう。
前髪の奥行きが狭い
前髪の量が少ないと分け目が見えるため、ボリュームがなく、くたびれた印象になります。前髪の量は少なすぎず多すぎない量を取ることで、前髪と後ろ髪の分け目が見えにくくなり、地肌も目立たなくなるでしょう。
若く見える髪型にするにはウィッグがおすすめの理由
髪の毛は、年齢を重ねると乾燥して広がって見えることがあります。頭皮は年齢を重ねると暑くなり、毛細血管も収縮することが特徴です。頭皮の毛細血管が収縮すると血行が悪くなるため、髪の毛に十分な栄養素が届かず、髪の毛がパサついたり乾燥したりといったことにつながります。
地毛にはリンスやトリートメントを使って毎日ケアをすることや、紫外線と空気の乾燥による髪の傷みも予防しなければならず、お手入れを長期間続けなければなりません。
しかし、家事や仕事が忙しい女性は、毎日髪のお手入れをするのが難しい場合も多いでしょう。そのため、ウィッグを使って若く見える髪型を作る方法がおすすめです。特にフルウィッグは頭全体を覆うため地毛が傷んでいても全てウィッグで隠してスタイリングすることが可能です。
ウィッグを使って若く見える髪型にする方法
ウィッグを使って若く見える髪型にする場合は、ウィッグを丁寧にメンテナンスして質感を良くすること、前髪を作ることがポイントです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
30代前半までの女性は前髪の量を増やす
若く見える髪型にするポイントは前髪です。前髪があると実年齢よりも若く見えることが多いですが、毛量に注意しなければなりません。
毛量が多い前髪を作る場合は、30代前半までが目安です。「ぱっつん前髪」は30代前半までの若い年齢の方にマッチしやすく、幼く可愛く見える事が特徴です。30代前半まで目尻や目の下にたるみがなく、肌にツヤもあるため、毛量が多い前髪を作って顔に影ができても老けて見えません。そのため、前髪にボリュームを出したい場合には30代前半くらいまでを目安にしましょう。
30代後半になったら前髪を左右に分ける
30代後半になって前髪を作る場合には、左右に分けて額を適度に出すのがおすすめです。前髪の毛量が多いと顔に影ができて、くまやたるみ、しわが目立つため注意しなければなりません。前髪を左右に分けると大人っぽい落ち着いた印象になりますが、程よく若く見せる効果も期待できます。分け目を気分に合わせて変えれば、顔の印象も変えられるでしょう。
また、前髪を左右に分ける場合、前髪を自分でカットして失敗しても目立たないことがメリットです。カットしすぎた場所で分ければ、失敗をカバーできます。
ウィッグを使った後はトリートメントをする
ウィッグは毎日メンテナンスをする必要はありませんが、定期的に専用のシャンプーやリンス、トリートメントを使ってケアをしましょう。
特に人毛ウィッグは人間の髪の毛を使っているためダメージを受けやすく、パサついたり広がったりするため、ウィッグ専用の商品を使って丁寧にメンテナンスをする必要があります。
ウィッグで簡単に「若見せ」できる!質感と前髪にこだわろう
ウィッグを使って若く見せるポイントは、フルウィッグを使って髪の毛全体の傷みをカバーすること、年齢に合わせた前髪を作ることです。地毛が傷んでいたり、ボリュームダウンしていたりする場合には老けて見える可能性があるため、部分ウィッグやフルウイッグを使って若く見える髪型を作りましょう。