購入したばかりのウィッグや、日々の丁寧なメンテナンスでウィッグがキレイに維持できているとき、「ブラッシングの必要がないのでは?」とついつい手を抜きたくなる女性も多いことでしょう。
実はキレイなウィッグでも日々のブラッシングを欠かすと、すぐに状態が悪くなってしまいます。
そこで今回は、新品やキレイなウィッグにでもブラッシングが必要な理由・目的・メリットをわかりやすくお伝えしていきます。
キレイなウィッグにこそ必要!ブラッシングの目的・メリット
人毛と質感や手触り、肌触りなどがとても良く似ているウィッグ。
そんなウィッグが新品・キレイな状態であっても、ブラッシングをすることで次のようなメリットを実感することができます。
ここでは、ウィッグ×ブラッシングの奥深い目的・すべき理由についてじっくりとご覧になってくださいね。
まとまりとツヤ感をキープできる
キレイなままのウィッグは、輝くようなツヤと、てっぺんから毛先までの毛質がなめらかで、気持ち的にも華やかになりますよね。
そんなキレイなウィッグを日々、丁寧にブラッシングしていると、着用時による手肌・頭皮からの摩擦や刺激、紫外線ダメージなどに強い状態に整えることができるため、ウィッグ本来のなめらかさ・ツヤ感を長期間キープすることができるのです。
ウィッグの特性を維持できる
いろいろな種類があるウィッグですが、医療用や耐熱性仕様のウィッグの場合、熱や紫外線、摩擦や刺激などからウィッグを守る、特殊なコーティングが施されている商品も多数販売されています。
キレイな状態のウィッグでも、丁寧なブラッシングでメンテナンスをおこなっていると、ウィッグそれぞれの特性であるコーティングなどが上質な状態のまま維持でき、品質の劣化を未然に防ぐことができます。
ウィッグを清潔なままにキープできる
実はウィッグのブラッシングは、お手入れやメンテナンスの基本的なステップとなっていることを、ご存知でしたか?
汗や湿気でウィッグがムレてしまったときや、シャンプー前、ウィッグを一時的に取り外したタイミングなどなど、いつも快適にウィッグを使用するために、ブラッシングは欠かせないステップとなっています。
ブラッシングをすることで汚れがつきにくくなったり、ついてしまったホコリや汚れを、こまめに払い落とすことができます。
そのため、ウィッグのブラッシングは、品質を清潔に保ち、衛生的な面でも安心・安全、頭皮や髪、気持ちにも負担をかけずに快適に使用できるメリットがあるのです◎
キレイなままのウィッグに♪優秀なブラシを選ぼう
ウィッグ×ブラッシングの目的・理由を見直してみると、納得できる部分が多かったのではないでしょうか?
キレイなままのウィッグで、女性ひとりひとりの魅力をさらに引き出すために、ここからはブラシを選ぶときのおすすめポイントについてご紹介しましょう♪
ピンがやわらかいブラシがおすすめ
ブラシのピンが丸型になっていて、やわらかめのブラシを選ぶと、ウィッグの中のインナーキャップを傷つけにくいメリットがあります。
また、ブラシのピンがやわらかいことで、ブラッシングするときに余計なチカラが入らず、ウィッグに過剰な摩擦や刺激を与えてしまう心配が少なくなります。
また、長さの違うピンが特徴のウィッグブラシを選ぶと、前髪などの細かで短い毛もしっかりキャッチしてブラッシングできるので、キレイな状態が長期間維持できることでしょう。
静電気防止のブラシを選ぼう
ウィッグのダメージ、商品劣化には、静電気も大きな原因となっているんです。
ウィッグに静電気が起きてしまうと、着用やメンテナンス時に、いつも以上の時間がかかってしまうことも…。
静電気防止に特化したブラシは、ステンレス銅除繊維などの特殊な加工が施されているため、ウィッグの静電気を抑えながら、パサつきのないなめらかな質感に整えてくれるメリットがあります。
ブラシと一緒にコームを揃えておこう
キレイなウィッグを維持するためのメンテナンスアイテムは、ブラシばかりではなくコームもおすすめ◎ コンパクトで軽く、フィット力のあるコームをブラシと一緒に揃えておくと、ブラッシングした後にウィッグの逆毛など、細かなヘアアレンジを楽しむことができたり、ウィッグの分け目を時短でシフトできるメリットもあります。
~おわりに~
ウィッグのブラッシングを習慣にしていると、キレイなままのウィッグをキープできることはもちろん、ウィッグによくあるトラブルをしっかりと防げるようになります。
ウィッグをブラッシングする時間が楽しいひとときに変わるよう、ブラシやコーム選びにもフォーカスを当ててみてくださいね♪
意外と知らないウィッグのブラッシング方法。上手にブラッシングするコツ