皆さんは、普段の生活の中でヘアスタイルを整える為に市販されているヘアワックスを利用しているといった方は多いのではないでしょうか?そんな方に取っては、本記事は少し衝撃的な内容になるかもですね。
それは、本記事のタイトルにもあるように「ワックスを多用すると禿げる?」と言うお話で、「えっ!ちょっとまって…」と声を上げてしまいそうな情報ですよね!男女問わず「禿げる」という事は非常に大きな問題なのですが、それと同じように男女問わすヘアスタイルの為に多用されるのがヘアワックスと言うアイテムです。そのワックスがなんと脱毛につながるなんて情報を聞くといてもたってもいられないのではないでしょうか?
そこで今回は、ここまで読んで本当かどうか気になると言った方の為に、ワックスと薄毛の関係について見てまいります!
髪の毛のサイクルについて
まずは、正常な状態の際に髪の毛が、どのようなサイクルで生え変わるのかについてみていきましょう。
そもそも髪の毛という物は、抜け落ちる事に関しては特に問題なのではなく、実は常に生えて抜けての繰り返しを行っています。具体的にどのくらいの頻度かというと、1日に約100本程度の髪の毛は誰でも抜け落ちているものなのです。例えば、お風呂でシャンプーをしているときであったり、くしで髪を梳かしたときなど、普段の生活の様々な場面で髪が抜けています。朝起きたら枕に髪の毛がついていたり、手櫛をした際に抜けて驚くことがあるかと思いますが、その程度は正常範囲です。
ちなみに、1本の髪の毛が生えてから抜けるまでのサイクルは、約4~5年と言われています。ここで紹介ているような範囲での抜け毛でしたら、正常な生え変わりのサイクルですのでそれほど心配しなくてもよいでしょう。
ワックスの使用で薄毛になる原因
それではここから本題の、整髪料(主にワックス)と薄毛の関係について見ていきましょう。
まず、ワックスがなぜ薄毛につながると言われているかという部分の結論を言ってしまうと、
- 毛穴がつまってしまうから
- 含まれている成分によって髪が弱るから
の2点があげられます。
さらに、これはワックスに限ったことではなく、スタイリング剤全般に言えるので注意しておきましょう。スタイリング剤を使用することで、粘着力を増した髪の毛にゴミやホコリなどの不純物がついてしまい、毛穴のつまりが発生してしまいます。また整髪料自体によって頭皮の毛穴が覆われてしまうことでもつまりは発生します。
次に、含まれている成分によって髪の毛が弱ってしまうというのは、髪に滑らかさや柔軟性を持たせるために含まれている『界面活性剤』と呼ばれる成分によるもので、この成分は髪の毛からタンパク質を奪い、枝毛や細い髪の要因となってしまうのです。
これがワックスをはじめとした整髪剤が、使用者の髪の毛に与える悪影響です。
ワックスを使用するときの注意点
ここまででワックスと薄毛の関係を見てきました。頭皮・髪の毛への影響と、毛穴のつまりが主な原因であることがわかりましたね。
それでは、どのようなケアをしたら薄毛を予防することができるのでしょうか?
ワックスの使用量
ワックスは少量でも十分スタイリング効果があります。しかし、スタイリングを行う際についつい何度も手に取ってしまい、気付かないうちに使用量が多くなることがあります。
ヘアワックスの付けすぎは毛穴を覆うリスクが高まり、頭皮や髪の毛のダメージも大きくなります。
事前にドライヤーで髪を整えておくとセットしやすくなるため、ワックスの使用量も少なくてすみます。
地肌につけない
ヘアワックスが地肌に付くと頭皮の毛穴を覆ってしまい、抜け毛の要因となります。
ワックスは髪の毛の部分だけに付けるようにしましょう。
つけっぱなしにしない
ワックスを完全に使用しないというのは難しいですが、使用した後のケアをしっかり行うことで薄毛の予防になります。
まず、「ワックスを付けるにしても長時間つけすぎない」ことです。飲み会で遅くなってそのまま寝てしまう…なんてこともあると思いますが、ワックスを付けたまま髪も洗わずに寝てしまうと良い事なんて一つもありません!就寝する時には、きちんとシャンプーして汚れとワックスを洗い流してから寝るように心がけてみてください。
シャンプーの方法にもコツがあります。シャンプーでしっかりワックスを落としきることが、毛穴のつまりや頭皮の健康を保つことにつながります。一度ぬるま湯で洗うことで、あらかたのゴミを落とし、その後シャンプーをつけて洗うなどすればとても良いです。もちろん、シャンプーも濯ぎ残しがないようにしっかり落としましょう。
まとめ
今回は、ワックスを多用するとハゲるってほんと?ワックスと薄毛の関係を知っておこうについてご紹介してまいりました。いかがでししたか?
ワックスなどのスタイリング剤をつけたからといって、すぐに髪の毛が抜け落ちて薄毛になるわけではないことがわかって少し安心しましたね。しかし、スタイリング剤が毛穴をつまらせ薄毛を引き起こしたり、界面活性剤がタンパク質を奪い枝毛や髪の毛の細りの原因になり薄毛を引き起こすこともあります。そのため、スタイリング剤を使用したあとはしっかり落とし、髪の毛をケアしてあげましょう。そうして上手く頭皮や髪の毛を守りながらスタイリング剤でおしゃれを楽しんでくだいね。
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