ウイッグを買っておしゃれをしようと思っていたんだけど、どうも前髪がしっくりこないなぁってことや、どうもここのワンポイントが気に入らないなということありませんか?そんな時セルフカットができたらいいなと思いませんか?そこで今回はウイッグのセルフカットについてご紹介してまいります。
セルフカットは可能?
結論から言ってしまうと可能です。ウイッグに限らず髪の毛のセルフカットって技術が必要そうで難しそう、と感じてしまいますよね。しかし、前髪や小さなスタイルチェンジでしたらポイントを押さえれば誰でもできるようになるんです!
もちろんですが、ウィッグをカットするためには専用のハサミなどを用意した方が良いです。こう聞くと「美容師さんのハサミなんかは高いって聞くし…」等と不安になるかもしれませんが、そこまで本格的なものではなく手も構いません。アクアドールでもウィッグ専用のハサミを販売していますが、価格は2500円程度ですので気軽に手に入れられるものだと思いますよ!
セルフカットの方法
ウィッグが自分でカットすることが可能と分かったところで、ここからは実際のセルフカットの方法について見てまいりましょう。ここでは、主に前髪のカット方法をご紹介しますので、現在ウィッグの雰囲気を変えたいと思っている方は是非参考にしてみてください!
STEP1 カット後のイメージ写真を探す
まずはファッション誌などで「ウィッグの仕上がりのイメージに近い写真」を探しましょう。美容院などで自分になりたいイメージの写真を渡す事を考えていただければわかりやすいですね。
これが必要な理由は、見本があると切り方のイメージつきやすく、失敗しづらくなるためです。
STEP2 新聞紙や受け皿を作る
実際にカットに入るときには、カットを行う場所の下に新聞紙などを敷いて受け皿を作りましょう。美容院などをイメージしていただければわかりやすいですが、ウィッグでもカットする場合は切った髪が散らばり、特に床がじゅうたんなどであれば掃除が大変です。
STEP3 櫛で梳かす
ウィッグが絡まったりしていると、切ってはいけない部分までまとめてカットしてしまう可能性があるので、絡まりをほぐしたり、静電気を無くして切りやすいように整えます。
STEP4 余計な髪をピンやクリップでとめる。
カット完了後のイメージがしっかりできていると思いますので、カットしない部分まで切ってしまい「失敗した…」等とならないように、カットを施さない部分をピンやクリップでしっかりとまとめておきましょう。
STEP5 前髪の中央から切る
ここまではカットに入るまでの準備段階です。さてここからは実際にウィッグにハサミを入れる段階です。ウィッグをカットするときには、まず前髪の中央を目標の長さにします。中央を揃えたら、次は左右どちらかに少しずらしたところを切ります。その次は反対側(たとえば最初に右側を切ったならば左側)を切ります。このように中心から同心円状に広がっていくイメージで切っていくと失敗が少ないです。
ポイントは少量の毛束にするということです。少しずつ切っていくことで失敗リスクも減らせます。
これで一通りの手順についての解説は終了です。ここまでくると思い描いていた形に近づいてきたのではないでしょうか?しかし、先ほど用意したカット後のイメージ写真と見比べると「まだなんか違うなぁ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。そんなときも心配しなくて大丈夫です。この後で最後の調整方法についてご紹介していきます!
毛先の調整はすきバサミで
上記の手順で長さの調整はできたかと思いますが、毛先がパッツンになったままです。それをきれいに整えるために『すきバサミ』を使います。すきバサミは、種類によって挟んだ髪の毛の何パーセントを梳くかが決まっています。初心者の方は梳くパーセントが少ないものを選ぶと失敗しなくて良いですよ。
必要なモノ
ここまででウイッグのセルフカットの方法をご紹介してきました。最後に、ウィッグをセルフカットするときに必要になるものを一覧でご紹介します。ウィッグを自分でカットしようと思った時には、以下に紹介するものは用意しておくようにしましょう。
- ハサミと梳きバサミ
- ブラシ(ウィッグ専用コームならなおよし)
- ヘアクリップ
- 新聞紙や受け紙
- 水を入れた霧吹き
- あれば、ウィッグスタンド
- カット後のイメージ写真
ウイッグスタンドは後ろ髪を切りたくなってしまったときにはとても便利です。ウィッグの後ろ髪を切るときには着用してカットするのも難しいですし、ハンガーなどにぶら下げてカットなどもっての外ですね。したがって、ウイッグスタンドにウイッグを置けば、実際に頭に着用したような形になるので、後ろ髪のカットも失敗せずに可能なのです。
カット後のイメージ写真もマストではないですが、失敗を減らすためには大切なアイテムです。たとえばですが車の絵を描くにしても、頭でイメージして描くのと実際に写真や実物を見て描くのとどちらが忠実に描けるかというと…言うまでもありませんよね。
まとめ
今回は、ウィッグをセルフカットするときに用意しておきたいアイテムとは?についてご紹介しました。いかがでしたか?
ウイッグのセルフカットに必要なものや手順は基本的に地毛を切る際に必要なものと変わらなさそうですね。後ろ髪に関しては、地毛よりも切りやすいかもしれませんね!ぜひ、簡単なのでお気軽にセルフカットを楽しんでみてくださいね!ただし、地毛は失敗しても髪の毛は伸びて元どおりになりますがウイッグは1度切ってしまうと元どおりにはなりませんので切りすぎないように気をつけましょう!