現在、さまざまなタイプのウィッグが販売されています。長さやカラーのほかにもサイズも充実しているので、どれを選べばよいのか迷ってしまうという方も少なくありません。

人毛を使ったものやファイバーを混ぜたものなどもあるため、素材に合わせて正しいお手入れをしないと使用時にウィッグのボリュームが気になるといった悩みが出てしまう方もいます。
そこで今回は、カットをせずウィッグのボリュームを抑える方法をご紹介させていただきます。

カットをせずに理想のヘアスタイルが実現

ボリュームの悩みを解消するには、素材にこだわることも重要なポイントです。たとえば、人毛を使ったものは自然なおしゃれを楽しめるのも魅力ですが毛質に差があるので、ボリュームに悩まされてしまうこともあります。

一方、ファイバーを混ぜたものは、形状を維持しやすいといったメリットがあるため、面倒なお手入れをせずに使用できるのもうれしい点と言えます。とはいえ質感や美しさを求める方であれば、人毛にこだわりウィッグを選びたいという方も多いのではないでしょうか。

人毛のウィッグを愛用する際にボリュームが気になってしまうとカットをし毛量を抑えるしか方法はないのではないかと思われがちですが、実は毎日丁寧にお手入れをするだけで簡単にボリュームを抑えることができます。正しいお手入れ方法を知り実践することで、いつでもボリュームの気にならないウィッグを使ったおしゃれを楽しめるので試してみてはいかがでしょうか。

美しさを守るお手入れ方法

ウィッグのボリュームを抑えて美しさを維持するのに最も欠かせないお手入れ方法といえば、ブラッシングを行うことです。自分の髪の毛ではないから使用後もそのまま放置していてもいいやとお手入れをすることに面倒くささ感じている方もいますが、これではウィッグの質が悪くなりさまざまなトラブルが発生してしまいます。

絡みやすくなってしまうだけでなくボリュームがアップしてしまうなど、ウィッグを愛用しておしゃれを楽しみたい方にとってなんらよいことはありません。

ブラッシングするといっても使用前と使用後に行うだけでよいので、手間や時間をかけずにお手入れできます。ブラッシングをする際には、そのまま行うのではなくオイルスプレーなどを使いながらボリュームを抑えていくとウィッグを傷めてしまうことがないので安心です。ブラッシングを行う際に強く引っ張ってしまった場合や摩擦が起きてしまうとボリュームがアップしてしまい手触りも悪くなってしまうでしょう。

また、オイルスプレーを使わずにブラッシングしてしまうと静電気が起き、ウィッグがまとまらなくなってしまうので注意が必要です。

ウィッグ専用のブラシとオイルスプレーは美しさを維持するお助けアイテム

現在、安心して使えるウィッグ専用のブラシとオイルスプレーが人気を集めています。ウィッグのお手入れに欠かせない専用アイテムを使用すると効果的にケアできるだけでなく、新たなトラブルを発生させてしまうことがありません。

オイルスプレーは、静電気を防げるのはもちろんのこと、艶を取り戻すことができるなど数多くのメリットがあります。専用ブラシにおいても金属製になっているので、静電気が発生しにくいのもメリットです。

ブラッシング中にウィッグを傷めてしまうことがないようにブラシ部分にクッションが付けられているため、ダメージを軽減できます。毎日行うブラッシングの手間を省き、しっかりと効果を実感できるように専用のブラシとオイルスプレーを揃えてみてはいかがでしょうか。

ブラッシングの正しい方法

ウィッグのお手入れで欠かせないブラッシングは、正しい方法で行うことで効果がアップします。ただブラッシングを行うのではなく、ボリュームをしっかりと抑えることができるように正しい方法をチェックしてみましょう。

ブラッシングを行う際には、まず毛先から丁寧に行います。上から梳かしてしまうと絡みやすくなりボリュームを抑えることはできません。低い位置からブラッシングを行うことがポイントとなっており、徐々に上に向かって梳かしていきます。丁寧に優しく行うことを心掛けてブラッシングすることも効率よくボリュームを抑えるコツです。

時にはヘアアイロンを使って上手にアレンジしてみましょう

ウィッグにヘアアイロンを使うのはNGだと思っていませんか。実は、人毛で作られているものや耐熱性のあるファイバー製のウィッグであればヘアアイロンを使用することができます。

ヘアアイロンを使えばボリュームが気になるウィッグも自分の好みに合わせて自由自在にアレンジすることが可能です。150℃程度の温度で使用するとウィッグへのダメージを軽減できますが、より安心してケアするためにヘアアイロンを使用する前には丁寧にブラッシングを行うようにしましょう。

ヘアアイロンは、効率よくボリュームを抑えることができます。しかし、傷みが気になるウィッグに何度も使用してしまうとパサつきの原因になってしまうので状態を見て使うことが大切です。

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