ウィッグ初心者の人であれば、一度は疑問に思うことでウィッグが傷んできたときに「修理で対応すればいいのか？」「買い換えた方が良いのか？」という事があります。近年ウィッグの品質も飛躍的に向上していますし、前よりも長持ちするようにはなっています。しかし、消耗品であることは間違いないものですので、使用していれば徐々に抜け毛が目立ってきたり、ウィッグの毛が傷んできたりは必ずあるものなのです。そこで、冒頭でご紹介したような疑問が出てくるのです。
そこで今回は、そもそもウィッグとは修理できるものなのか？さらにどういったタイミングで修理や買い替えを考えるものなのかについてご紹介していきたいと思います。

ウィッグの修理について

それでは最初に、傷みが目立ってきたウィッグについて、「そもそもウィッグって修理が可能なのか？」「修理可能な場合、いくらぐらいかかるものなのか？」についてご紹介していきましょう。
最初に答えから言っておきますが、人工的に作られているものですので、傷んできたウィッグはもちろん修理可能なものです。以下で、どのような方法で修理を行うのかをご紹介していきましょう。

ウィッグ修理のイロハ

上述したように、人工的に作られたウィッグは、基本的に修理することも可能です。しかし、傷みの程度や、経年による傷みなどは、修理ができない場合もあるので、まずは「修理で治すことが出来るのか？」といった点から問い合わせする必要があります。
まず押さえておきたいポイントとして、修理を希望する場合、不具合を発見したら早め相談するという事です。一般的なウィッグの場合、購入から1年程度で不具合が出てくることが多いものです。もちろん使用頻度や品質によってある程度の誤差はありますが、ウィッグのメンテナンス時期の目安としてはこれを覚えておきましょう。修理方法を、いくつかの状況に分けて簡単にご紹介しておきます。

他にも症状によって修理方法は様々ですが、代表的なものは上記のようなものです。それでは、こういった修理にはどれぐらいのお金がかかるものなのでしょうか？一般的なものをご紹介しておきます。
修理にかかる費用は、接着面の交換など簡単な修理の場合は2,000円以内でできるところが多いです。しかし、大規模な修理になるほど金額が上がりますので、一度ウィッグの修理を行っているお店に持っていって見積をしてもらうのがよいでしょう。複雑なものだと10万円を超えることもあり、このような場合は、あきらめて新しいウィッグを購入するほうが良いと思います。
納期については修理箇所によりますが、即日修理～1か月くらいかかるものまでさまざまです。修理の内容によって納期も金額も大きく変動します。

ウィッグの修理と買い替えの見極め

ここまでで、ウィッグの修理の基本をご紹介してきました。いかがでしたか？
なんとなくどんな症状であれば修理をしてもらえそうかわかってきたのではないでしょうか？ここからは、ウィッグの修理と買い替えの見極めポイントについて考えていきます。
ポイントとしては、「金額」「納期」「どうしても直して使いたいという気持ち」の３つがあげられるのではないかと筆者は考えます。
「金額」については、修理の場合2000円以内～10万円超えまで幅が広いです。見積もりをしてもらって新規でウィッグを買う方が安い場合は、買い替えを検討したほうが良いと思います。
「納期」については、即日で対応してもらえる修理もあれば、依頼から1か月以上もかかる場合もあります。次に使う予定や、待てる期間の限度など人によって違うと思うので、ご自身の待てる限度を考慮して買い替えか修理かを検討するのがよさそうです。
「どうしても直して使いたいという気持ち」については、いま、お使いのウィッグをどうしても修理して使いたいかということです。精神論的になってしまいますが割と重要なポイントです。どうしても直して使いたいのであればお金と時間をかけてでも修理をしたほうが良いですし、別にそんなに思い入れもないので買い換えてもいいやという方は金額・納期を考慮して買い替えを選択してもよいのではないかと考えます。

まとめ

今回は、ウィッグが傷んだら修理と買い替えどっちが正解？買い替えの見極めポイントについてご紹介してまいりました。いかがでしたか？
修理と買い替えのポイントは「金額」「納期」「どうしても直して使いたいという気持ち」なのではないかと筆者は考えます。その3ポイントをベースに考えてみると修理をした方がよいか買い換えた方がいいか判断がつくかもしれません。もちろん修理できない不具合もあるのでその場合は残念ですがあきらめて買い替えましょう。