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女性の薄毛FAGA・FPHLとは?~薄毛が気になり始めたらウィッグ~

2022年9月21日
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女性の薄毛FAGA・FPHLとは?~薄毛が気になり始めたらウィッグ~

髪の毛の本数が減っている、全体的にボリュームがなくなるなど薄毛に悩む女性は多いです。年齢とともに髪の毛が細くなったり、カラーやパーマが原因で頭皮や髪の毛が傷んだりすることで薄毛になることがありますが、女性の薄毛FAGA・FPHLになっている可能性も考えられるでしょう。
今回は、女性の薄毛FAGA・FPHLと、髪の毛の悩みを解消する方法や対策方法について紹介します。

女性の薄毛FAGA・FPHLとは

FAGAは女性男性型脱毛症と呼ばれるものであり、女性の薄毛の症状のことです。

1960年代にFAGAに関する病気の研究が開始され、研究開始当時は男性型脱毛症AGAと同様のものとされていました。そのため、AGAに女性という意味があるFemaleの頭文字Fをつけて、FAGAと呼ばれていたのです。

しかし、現在ではAGAとFAGAでは主な症状に違いがあることが分かっており、AGAとは異なるものとしてFPHL(Female Pattern Hair Loss)ともいわれています。

女性の薄毛FAGA・FPHLの主な症状

女性の薄毛FAGA・FPHLの主な症状としては、頭部の一部分だけではなく全体的に髪の毛が抜け薄くなることが特徴です。男性型脱毛症の場合は頭頂部や生え際が薄くなるため、女性の薄毛FAGA・FPHLとは症状に大きな違いがあります。

加えて、FAGA・FPHLは、長期間分け目を変えずに過ごしていると、分け目の髪の毛が薄くなることも多いです。

女性の薄毛FAGA・FPHLになる原因

FAGA・FPHLの原因は現在特定されていませんが、女性ホルモンのバランスが乱れることによって起こるといわれています。40~50代の女性に起こりやすい症状であることからも、ホルモンバランスが乱れることによって見られる脱毛症だという説は濃厚だといえるでしょう。

薄毛に悩む女性は多い!FAGA・FPHLをカバーする方法

女性の薄毛FAGA・FPHLの症状が目立っており、薄毛をカバーしたい場合にはどのような対処法があるのでしょうか。薄毛は髪の毛が少なくなるだけではなく、髪の毛が細くなったり、コシやハリがなくなったりとヘアスタイルを楽しめなくなります。

年齢とともに薄毛の悩みを持つケースが多い

女性の薄毛は、男性とは異なり地肌が目立つほど髪の毛の本数が減るといったことは稀であり、全体的なボリュームがなくなるという悩みを持つケースが一般的です。

また、女性は年齢を重ねると髪の毛が細くなったりコシやハリが失われたりすることがあります。日頃は薄毛に悩んでいないという場合でも、髪の毛をセットして外出する際にボリュームがなくヘアスタイルが決まらず、おしゃれを楽しめない、自信がなくなるといったことも多いです。

女性の薄毛の改善は髪の毛と頭皮のお手入れから

女性は年齢を重ねると薄毛に悩むケースが悩むことが多いですが、髪の毛の艶や太さを100%健康な状態に戻すのは難しく、時間もかかります。しかし、FAGA・FPHLの進行を遅らせ、薄毛の悩みをカバーすることは可能です。

まずは、髪の毛と頭皮を正しい方法でお手入れしましょう。髪の毛の悩みや年齢に適したシャンプーを使用し、爪を立てずに優しく頭皮を揉むようにして洗います。ドライヤーをかけたりブラッシングをしたりする際にも、頭皮や髪の毛に負担がかからないように優しく行うことが大切です。

女性の薄毛の悩みはウィッグで対策するのがおすすめ

外出の際に髪型のおしゃれを楽しめない場合には、ウィッグを使うと良いでしょう。ウィッグは、かぶるだけでヘアスタイルが決まるため、ヘアセットに時間をかけずに手軽におしゃれを楽しめるアイテムです。

また、女性のFAGA・FPHLの症状として、髪の毛が全体的に薄くなるケースと分け目やトップのみが薄くなるケースに分かれます。髪の毛が全体的に薄くなっている場合には頭部を覆うフルウィッグ、トップや分け目の薄毛が気になる場合には部分ウィッグを活用するなど、自分の髪の毛の悩みに適したものを使用できることも魅力です。

年齢とともに変化する髪質に対応しよう

FAGA・FPHLの症状が見られる年代は40~50代が多いですが、20~30代でも発症するケースがあるため注意しなければなりません。40代から女性ホルモンの分泌量が減少し、閉経するとホルモン量は大きく変化します。

更年期症状は女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が減ることによって起こり、汗が出る、体がほてる、倦怠感や白髪の発生などが起こり、同時にFAGA・FPHLの症状が見られることが多いです。そのため、FAGA・FPHLは更年期症状のひとつだといわれています。

さらに、女性ホルモンのエストロゲンが減少すると、FAGA・FPHLの症状が見られなくても髪の毛のコシやハリがなくなり、ボリュームダウンすることが一般的です。

つまり、女性ホルモンと髪の毛には深い関連性があるといえるでしょう。年齢を重ねた女性は特にFAGA・FPHLを発症しやすいものの、「年齢のせい」と髪の毛のおしゃれを諦めず、対策を行うことが大切です。

自分に適したウィッグを見極めて薄毛をカバーしよう

女性向けのウィッグは、髪型やカラーなど様々な種類のものがあります。ウィッグを初めて購入する場合も、何度か購入している場合も、商品のバリエーションが多いためどれを購入すべきか迷うケースも少なくありません。自分の髪の悩みに適したものをピックアップして、いくつかのウィッグを試してみることが大切です。自然に見えるもの、おしゃれなヘアスタイルものや、自分の髪の悩みに適したウィッグを見つけましょう。

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