「突然の雨でウィッグが濡れたらどうしよう。」
「雨の日はウィッグを避けたほうがいい?」
普段からウィッグを付けている方で、雨の日でもウィッグを付けていいのかと不安になる方も多いでしょう。結論からお伝えしますと、ウィッグが雨に濡れても問題ありません!しかし、雨に濡れてしまったウィッグをそのまま放置しておかずに、しっかりとケアすることが大切です。
こちらでは、ウィッグが濡れたら見た目がどうなるのか、ケアはどんなことをすればいいのか、という疑問や悩みを解決していきます。
ウィッグが濡れるとどう見える?
ウィッグは素材によって濡れた時の状態が異なります。まずは、ウィッグが濡れた時の見た目について見ていきましょう。
人毛の場合
人毛の場合は、地毛が濡れた時と同じように髪の毛に水分を含んでしまいます。水分を含んだ髪の毛は、ボリュームやヘアスタイルが崩れてしまいますよね。少し雨に濡れる程度なら問題ありませんが、ガッツリと濡れてしまうとウィッグの根元の部分まで染み込んでしまいますので注意しましょう。
人工毛の場合
人工毛の場合、人毛と違い若干水を弾きます。ファイバーウィッグを使用している人は、雨に濡れると周りにウィッグということがバレてしまいますので注意が必要です。水は弾きますが、ヘアスタイルはぺったりと潰れてしまい、テカりが強調されてしまいます。
ウィッグが濡れた時の対処法
急な雨でウィッグが濡れてしまったときには、人毛・人工毛問わずトイレなどでウィッグを外し乾いたタオルで表面の水分を拭き取りましょう。その際に、しっかりと拭き取ってしまってはヘアスタイルが崩れてしまいますので、優しく拭き取ることを意識してください。
そして、水分を拭き取ったらウィッグに空気を含ませるように軽く振ると乾きやすくなります。一度濡れてしまうとヘアスタイルを戻すことはできないので、結べる長さがある場合は軽く結んでおくといいでしょう。
ショートスタイルの場合は、分け目などがはっきりと出ないようにトップの部分をなるべく乾きやすい状態にしておくことが大切です。トップの部分は、手櫛で整えすぎず自然な状態にしておくといいでしょう。
濡れたウィッグをケアする方法と注意点は?
濡れてしまったウィッグは放置せずに、家でしっかりと乾かすこと・ケアすることを忘れずに行いましょう。濡れたウィッグのケア方法について解説します。
濡れたウィッグを放置しない
濡れたウィッグは、家に帰ったらなるべく洗うようにしましょう。そのまま放置しておくと雑菌が繁殖したり、ニオイの原因になります。ウィッグ専用のシャンプーで洗い、汚れやほこりなどをしっかりと洗い流してください。
耐熱性の場合はドライヤーで乾かす
耐熱性のウィッグの場合は、ドライヤーを使いしっかりと乾かすことです。生乾きの状態で放置してしまうと、ニオイの原因になります。また、髪の毛だけでなくウィッグの根元部分のネットもしっかりと乾かすことが重要です。
ネットは、直接地毛に接触する部分です。生乾き状態で使用すると地毛にもニオイが付着してしまう可能性があります。また、乾かす際には、ウィッグスタンドを使用してクセがつかないようにキレイに乾かしましょう。
通気性の良い場所で自然乾燥させる
ドライヤーが使えない場合は、通気性の良い場所でしっかりと乾燥させましょう。自然乾燥させる場合も、ドライヤー同様にウィッグスタンドを使います。特にロングのウィッグは、毛先が床につかないように高い位置に保管しておくことが重要です。
毛先が床やテーブルについたまま自然乾燥させてしまうと、そのままの形でクセがついてしまいます。
ヘアスタイルを崩さないようにする
濡れた状態で放置しておくと、ヘアスタイルが崩れてしまう可能性もあります。しっかりと洗ったら、ヘアスタイルを維持するように乾かしましょう。定期的なお手入れ方法と同様に、ストレートやカールスタイルを意識してキレイに乾かし保管しておくことで長く愛用することができます。
雨に濡れた時の対処法を把握しウィッグと上手に付き合おう
急な雨でウィッグが濡れてしまった時の対処法についてご紹介しました。ウィッグが雨にぬれても問題ありませんが、ヘアスタイルやボリュームが崩れてしまいます。また、ウィッグの素材によって濡れ方も異なります。
人毛の場合は地毛と同様に水分を含んだ状態になりますが、ファイバー素材は若干水を弾きます。ファイバーウィッグを使用している方は、濡れると周りにウィッグであることがバレてしまう可能性もありますので注意しましょう。また、濡れたウィッグは放置しないこと、その日にケアをすることが大切です。
アクアドールで取り扱っているウィッグは、雨に濡れても乾かす際に問題なくドライヤーを使用することができます。今お使いのウィッグの素材を確認し、急な雨にも対応できる知識を身につけておくと安心です。