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ヘアアイロンをウィッグに使う時の温度や注意点について

2022年11月6日
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ヘアアイロンをウィッグに使う時の温度や注意点について

お手持ちのウィッグのヘアスタイルに変化を持たせたいとお考えになっている方もいらっしゃるでしょう。
自毛であれば、ヘアアイロンを使ってヘアスタイルに変化を持たせることもできますが、一体、ウィッグではそれができるのでしょうか?
答えは使えます。
しかし、いくつかの注意点があるので、今回はウィッグに使うヘアアイロンの温度や注意点、スタイリング時のポイントについて紹介したいと思います。

ウィッグの毛質に注目!

ウィッグの毛質は大きく分けて「人毛」と「化学繊維」とに分かれます。ヘアアイロンを使う際、人毛は問題ないのですが、化学繊維でできたウィッグには注意が必要です。
化学繊維=ファイバーが耐熱か否かを確認しましょう。非耐熱の場合、文字通り熱に弱いので、ヘアアイロン使用中に変形してしまったり、最悪、溶けてしまうこともありえます。非耐熱の場合はヘアアイロンの使用は厳禁です。
また「耐熱」を謳っていても、その「温度」もメーカーによってまちまちです。ヘアアイロンはおおよそ、160~180℃ぐらいだと言われていますが、お手持ちのウィッグの耐熱温度、さらにヘアアイロンの温度をご確認してください。ウィッグを新たにご購入されるという方は、耐熱温度が高いものを選びましょう。

ヘアアイロンが使えなかったら?

ヘアアイロンは使えない場合、ドライヤーでヘアスタイルを整えることができます。ドライヤーの場合、平均的な温風温度は100~120℃くらいと言われています。温度が気になる場合、ドライヤーの吹出口とウィッグを離して使いましょう。耐熱温度設定が低いウィッグの場合、ヘアアイロンの使用は止めて、ドライヤーで行うのがいいかもしれません。

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人毛ウィッグも気をつけたい

化学繊維におけるウィッグの話をしてきましたが、人毛でできたウィッグも気をつけたい点があります。
人毛ウィッグの場合、市販のヘアアイロンの温度は問題ないのですが、ヘアアイロンの使用頻度が高いと「痛み」が出てきてしまいます。これはウィッグだけでなく、自毛でも同じことが言えますね。
お手入れ方法は、自毛と同じシャンプー・リンス・トリートメントを行い、丁寧に洗いましょう。ただし、大切にしたいがあまりに、シャンプー・リンス・トリートメント類の付けすぎには注意が必要です。
また、化学繊維、人毛だけではなく、そのミックスのミックスもあります。この場合は、化学繊維を優先し、耐熱ファイバーか否か、あるいは耐熱温度を確認しましょう。

設定温度に気をつけて

先ほど、ヘアアイロンはおおよそ160~180℃ということを記載しましたが、ウィッグへの負担を考えると、130~150℃とヘアアイロンの限界温度より少し低めの設定が望ましいでしょう。
ヘアアイロンを使用する際は、ウィッグの絡みはしっかりと取り除き、ブラシがけをしてから行いましょう。整っていない状態でヘアアイロンを使用した場合、ヘアスタイルが決まらないだけではなく、後々にまで変なクセが残ってしまう可能性もありますので注意が必要です。

ウィッグを自毛のようにスタイリング

「自毛」を意識しながらヘアスタイルを整えていきましょう。そこで、実際に装着してヘアアイロンを使うと、ヘアスタイルのイメージがつきやすくなります。
ただし、後ろの場合はなかなか手が届きにくいこともあるので、その場合は脱着してからヘアスタイルを整えましょう。これは自毛にはできない、ウィッグの強みといますね。
自毛と異なるのが、少量でカールなどを巻くのがコツだと言われています。量が多いと均一に温度が行き渡らないためしっかりと熱が通るようにしましょう。
また、耐熱ファイバーは熱が冷めた時にカールがつきますので、ヘアアイロンを抜いた際、できたカール部分を軽く手のひらで冷ましましょう。ここで注意したいのが、高温になっていますので、火傷には注意です。

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丁寧なメンテナンスでウィッグライフを楽しもう

カールヘアに飽きたら、ストレートヘアにも変身できます。温度などを気をつけていただけたら、サラサラヘアになれます。
しかし、ウィッグとは言え、しっかりと手入れしていかないと自毛と同じくパサツキなどの「痛み」も発生してしまいます。
丁寧なお手入れをしていきながら、ウィッグライフを楽しみたいですね。

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