ウィッグ初心者の方に良くある疑問として、「ウィッグを着用したままで、お風呂や温泉に入っても問題ないのだろうか?」という物があります。例えば、自宅でお風呂に入るときには自分一人ですからウィッグを外してお風呂に入ればいいのでしょうが、旅行などで温泉に行った場合、他人の目も気になるし、さらにはそもそもウィッグの様な物を不特定多数が使用する温泉などのお湯につけていいものなのか、疑問は付きませんよね、エクステの場合であれば、簡単に外すことが出来ないので、諦めが付きますが、ウィッグは外そうと思えばワンタッチで外せます。
そこで今回は、お風呂や温泉に入るときに、ウィッグを着用したままでも問題ないのか、海やプールも大丈夫なのか、その後のお手入れ方法についてご紹介していきます。
お風呂や温泉は大丈夫?
それでは、ウィッグ初心者に良くある疑問『お風呂や温泉でのウィッグ着用』からご紹介します。最初に結論からご紹介してしまいますが、『お風呂や温泉でウィッグを着用しても問題ない!』です。
理由としては、ウイッグの特徴として、最近のウイッグは人間の髪のように水分を吸収する特殊な素材で作られているためです。そのためシャワーはもちろんの事、海水浴等でもウィッグを着用していても問題ないのです。したがって、友人などと一緒に温泉や海水浴に行ってもウイッグを外す必要は全くありません。
ただし、ウイッグを着用したまま温泉などに入り、濡れてしまった場合にはその後きちんとお手入れをする必要がありますよ!
お風呂や温泉の後のケア
それでは次に、ウィッグを着用したままお風呂や温泉に入った後の事を考えていきましょう。上述していますが、ウィッグを着用したまま水場に入る事に関しては、全く問題がないのですが、その後のお手入れを省いてしまうとウィッグの劣化を早めてしまいます。それでは、お風呂や温泉などにウイッグをつけたまま入ったあとはどのようなケアが必要なのでしょうか。
そもそもウイッグは、お手入れの時にシャンプーやリンスを行う等、濡らしてケアする物ですので、『濡れること自体』で傷むことはありません。しかし、濡れたまま放置してしまう等すると、水の重みでウィッグの方が崩れてしまったり、湿気で雑菌が繁殖してしまう等があるのです。
また、ウイッグが濡れると、地毛とは少し違った感じがして気持ちが悪いと思う方も多いのではないでしょうか?これは、ウィッグの特徴で、地毛よりも水をはじきやすいと言う性質がある為です。地毛は、水で濡れた際は水分を吸収してしっとり落ち着きますので、その微妙な水分量の違いで違和感を覚えるのかもしれません。その為、ウィッグが濡れた時に感じる違和感は、別にウィッグの劣化のサインなどではないので注意してくださいね!
お手入れ方法
それでは、ここからは温泉などに入った為、濡れてしまったウイッグの簡単なお手入れ方法についてご紹介します。
まずは、お風呂や温泉で濡れたウイッグの水分をしっかりととってください。これは、ウィッグを濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖しまうからです。水分の摂り方は、乾いたタオルで挟み、優しくたたくなどをするタオルドライで構いません。
しかし、あまりにもびっしょりと濡れたウィッグの場合は、地毛と同じようにドライヤーで乾かしても良いかもしれません。ただし、ウイッグを乾かす際は、しっかりタオルドライして、ある程度水分を取った後に冷風で乾かすようにしてください。(ウイッグの種類によってドライヤーが不可なものもありますのでお気をつけて下さい)
ウイッグにドライヤーをかけていいかということに関しては、基本的に人工毛などは熱に弱いので自然乾燥が好ましいです。ただ、耐熱ファイバーというウイッグは熱に強いのでドライヤーをしても構いません。詳しくは下記の記事にまとめていますのでぜひご覧ください!
定期的に行いたいウィッグのシャンプー。素材によって注意点が違うって知っていますか?
乾燥後は優しくブラッシングを
さらに、乾かした後は、優しくブラッシングをしてあげると、なお良しです。定期的にブラッシングをしてあげる事で、毛が絡みにくくなり、見た目が綺麗になる上に長持ちするようになります。もし、可能であればウイッグ用のブラシを一本用意しておくとさらに良いです。ウイッグ用のブラシは金属でできているので、静電気を抑えてくれるという効果があります。
海やプールでのウィッグについて
上で少し触れましたが、海やプールに入る場合もウイッグをつけたままで問題ありません。ただし、波でウイッグがスレてしまう事が無いようにするため、ガンガン泳がないということや、地毛とウイッグをヘアピンでしっかり留めておくなどの対策は必須です。
お手入れについても、海やプールで使用した場合は、入念に行う必要が出てきます。温泉やお風呂に比べ塩分や汚れが多く付いている可能性があるからです。具体的に何が必要かと言うと、お家に帰ったらシャンプーをする、ブラッシングをするなどです。このようなお手入れをしていれば、海やプールに入ってもダメージを最小限に抑えられるのでバッチリです。
ウィッグのシャンプーでおすすめの種類とお手入れ方法をご紹介!
まとめ
今回は、ウィッグをつけたままお風呂や温泉に入っても大丈夫なの?についてご紹介してまいりました。いかがでしたか?
基本的にウイッグで温泉やお風呂に入るのは大丈夫ということでしたね。ただ、アフターケアをしないと傷みや劣化が早くなってしまう場合もありますのでウイッグをつけて温泉やお風呂に入ったときはお手入れをしっかり行っていきましょう!
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