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ウィッグ生活で我慢しなければいけない事とその対策について!

2022年9月21日
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ウィッグ生活で我慢しなければいけない事とその対策について!

今までウィッグを使っていなかった人が普段の生活でウィッグの利用を考えた時には、「ウイッグをつけていて、日常的に困ることってどれくらいあるんだろう?」と心配になるかもしれませんね。確かに、ウイッグをしているとできないことの中に自分の趣味が当てはまっていたら、薄毛を隠すか…趣味を続けるか…という究極の二択になってしまいます。いま挙げた例は極端ですが、ウィッグの利用を考えた場合には、「ウイッグを使うことで制限されること何か?」ということは、事前に知っておいた方が良いと思います。
そこで今回は、ウィッグ生活で我慢しなければ事とその対策についてご紹介してまいります。

ウイッグを使っているとできないこと

それでは早速、普段の生活の中でウィッグを利用する場合に注意が必要な場面をご紹介していきましょう。
本稿は、ネガティブな面からウィッグの利用を考えていますが、そもそもウイッグを使うことで生活が制限されることばかりではなく、様々なメリットがあるということは理解したうえで読んでくださいね。本来、ウイッグを利用することを考えた場合、「できないこと」よりも「メリット」の方が断然多くなるというのが筆者の考えです。例えば、薄毛を気にせずに外出できることや、セットが短時間ですむことなどなど、非常に多くのメリットがあるのです。
しかし、どれだけメリットがあり便利なものだとしても、「我慢が必要なこと」はいくつかあるのです。まずは以下にウィッグの利用で「我慢」が必要な場面を上げてみましょう。

  • プールや海などの水遊びをするとき。
  • 泊りがけで温泉旅行などに行くとき。
  • マッサージやエステサロンで施術を受けるとき。
  • 強い風を受けるとき。

プールや海などでのウィッグ

プールや海など、屋外での水関連のアクティビティでのウィッグ利用は注意が必要です。「絶対ダメ!」というわけではないですが、ウイッグは海水につけると傷みやすいので、なるべく海水につけない方が望ましいです。さらに、ウイッグは自分の髪の毛ではないので濡れると不自然になりがちです。
マリンスポーツを楽しむのであれば、なるべくウイッグを水につけないことを気をつけると良いと思います。もしガッツリ泳ぎたいという方は、泳いでもOKなウイッグを購入するのが良いでしょう。また、海やプールに行った後は、シャンプーやトリートメントなどをして、きちんとウィッグのお手入れを入念にすることをお忘れなく!

泊りがけの温泉旅行

わりと皆さんが気にされるのが泊りがけの旅行ではないでしょうか。自分以外の人と過ごす時間も多いので、その分気を使うポイントも多いですよね。
そもそも、ウイッグを使用していることをカミングアウトしていない人と一緒に行く旅行ですと、ウイッグを心配しながらお風呂に入ることや、寝るときもウイッグをつけっぱなしで寝る必要もありますしとても不安が大きいですよね。また、寝るときにウイッグをつけていると、ウィッグが摩擦で傷みやすかったりするので、出来れば外して寝たいという気持ちもあります。
このような旅行の際には、お風呂ではシャワーキャップをかぶったり、ウイッグを外してタオルなどの布地でできたキャップを被ったりして入ることなどで、入浴するのが良いのではないでしょうか。

マッサージやエステサロン

マッサージやエステサロンで施術を受ける場合に気になるという人は少なくありません。足だけなど下半身であれば気にする必要もないのでしょうが、肩周りから頭もやってもらうパターンの場合は、いつウイッグだとカミングアウトしよう、と不安になりますよね。しかし、心配はご無用です。サロンの方たちに「頭はやらないでほしい」と伝えると察してくれますので、そこまで敏感になる必要もないと思います。
サロンによっては、個室で施術を受けることができるお店もあるので、そういったお店であれば、ウィッグを使っていることをカミングアウトしウイッグを外して施術してもらうというのも良いかもしれません。

強い風

最後は強い風です。これは言わずもがな避けたいものです。日常的な突風も含め、生きていると強い風を受けることは多々あります。例えば地下鉄のホームを考えてみれば、電車が来るときにすごい風が吹きますよね。そういうときにウイッグが飛ばないか心配になります。そういうときは帽子を被って押さえておくなどの対策を取った方が良いと思います。
あと、強い風といえば遊園地のアトラクション。ウイッグが取れて引っかかってしまったら大惨事…。と考えてしまって、なかなか乗りたいものに乗れなくて楽しめないなんてこともあるかもしれません。こういったアトラクションは、「我慢する」のも1つの手ですが、遊園地によってはクルーに相談するとクリップを配布してくれたり、個別に対応してくれる場合もあります。
どうしても乗りたい、という場合でも諦めなくて良いのはいいですね。

まとめ

今回は、ウィッグ生活で我慢しなければ事とその対策についてご紹介してまいりました。いかがでしたか?
気にするポイントは多いですが、物理的な対策を講じたり、カミングアウトしたりすることで解決します。絶対にできないということもありませんので「やりたい」という気持ちと、カミングアウトや対策を講じるコストを考えてどうするかを判断されたら良いのではないかと思います。