ウィッグ最新ニュース速報

ウィッグ、医療用ウィッグのお役立ち情報を配信

暖かくなるとウィッグの暑さ対策が必須!快適にウィッグを利用するためのポイント

2022年9月21日
872 views
約 1 分
暖かくなるとウィッグの暑さ対策が必須!快適にウィッグを利用するためのポイント

つい最近お正月だった気がしますが、2019年も3月に入りこれからどんどん暖かくなってきますね。厳しい冬の寒さを乗り越えて、暖かくなってくると、外にいても過ごしやすい気候になり、お花見やバーベキューなどアウトドアイベントが増えてきます。もちろん、こういったアウトドアイベントは、気持ちも明るくなり、とても楽しいものなのですが、ウィッグ愛用者からすれば困ってしまうことも増加してしまいます。
当然ですが、暖かくなると少し動いただけでも汗をかいてしまい、不快感を感じることも増加してしまいます。特にウィッグ利用者であれば、強い日差してウィッグのの内部が蒸れてしまい、頭皮が痒くなってしまうこともありますし、汗汚れやにおいがウィッグに付着してしまうため、冬場よりも念入りにお手入れが必要になる季節なのです。そうは言っても、4月以降になると、どんどん気温が上がるのは止まられませんし、そういうものだと納得するしかありません。そこで、ウィッグ愛用者の方に覚えておいてほしいのが『ウィッグの暑さ対策』です。
本稿では、どんどん上がる気温に関連して、ウィッグ着用時には知っておきたい『暑さ対策』についてご紹介します。

ウィッグの暑さ対策について

ウィッグの中でもフルウィッグというものは、すっぽりと頭にかぶるものですので、気温や直射日光の関係で不快感を感じることも少なくありません。もちろん、ファッション目的のみにウィッグを利用している場合であれば、無理に我慢してまでウィッグを利用せず、外してしまえば良いかもしれませんが、何らかの治療目的で医療用ウィッグを着用する場合には「暑いからウィッグは使わない」などといった判断は難しいものです。
暑い時期のウィッグ利用には『汗』『蒸れ』『痒み』などといった、ウィッグ特有のトラブルが出る場合もありますので、以下のような暑さ対策を用意しておきましょう!

保冷剤を活用する

皆さんも、ケーキなどを購入するとき、自宅に持ち帰るまでにケーキが傷まないよう保冷剤を入れてもらった経験があるのではないでしょうか?この洋菓子などの持ち運びに便利な保冷材は、ウィッグの暑さ対策に利用することも可能です。使い方は非常に簡単で、ウィッグを被る時に地毛をまとめたウィッグネットに保冷剤を仕込んでおくだけです。そうすることで頭全体が冷やされるので、ちょっとした外出時には非常に面理に利用できると思います。
保冷材が無い場合には、発熱時に利用する保冷シートなどを利用するでも良いでしょう。ただし、上手に仕込まなければ、保冷材を入れている部分に違和感が出てしまうことがあるので、注意してください。

外せる場所では外す

朝着用したウィッグを夜までずっと着用しておくと、頭部が群れてしまい、かゆみが出て不快感が強くなってしまう恐れがあります。したがって、ウィッグを外せる場所を探し、一時的にウィッグを取って頭に風を通すことがとても効果的です。
ウィッグは、一度外すだけでも、ウィッグ内にたまった熱気を外に放出することができますし、熱を持った頭部を冷ます効果も期待できます。もちろん、この方法は、ある程度ウィッグの着脱に慣れていなければ、外出先で外したウィッグがうまく装着できない…なんてこともありますので注意しましょう。ウィッグ初心者の方は、お家で素早く着脱できるように予め練習しておくと良いかもしれませんね。

直射日光を遮る

最後は、実力行使になってしまいますが、外出時には日傘などを利用して直射日光を避けるという方法です。当たり前ですが、ウィッグ内部が暑くなってしまうのは気温だけが原因でなく、頭部に直射日光が当たることも原因です。女性であれば強い日差しの日には日傘を利用するという人が多いと思いますが、もし「日傘なんか利用しない!」という人がいれば、ぜひ日傘を利用するようにしましょう。
日傘によって直射日光を避けるという方法は、ウィッグの傷みを遅らせることにもつながりますので、とてもオススメな方法と言えますよ!

ウィッグのお手入れは丁寧に

ウィッグの暑さ対策に関しては、上記のようなことが考えられます。しかし、気温が上がってくると、いくら暑さ対策を施したとしてもウィッグ内に大量の汗をかくことは防げない物でしょう。したがって、気温が上がってくるこれからの時期は、ウィッグのお手入れにより力を入れる必要があると言えます。
ウィッグ内に汗をかくということは、当然、ぉの汗がウィッグに付着することとなります。通常、1週間に1回程度のシャンプーでよいと言われるウィッグですが、汗をよく書く時期になると、もう少し頻繁にした方が良いでしょう、ウィッグに付着した汗や汚れを、そのまま放置してしまうと、雑菌が繁殖し不快なニオイを放ってしまいます。自分も気になるにおいでしょうが、何より周りの人にも悪影響を与えてしまう問題ですので、「今日は汗をよくかいたな…」と感じた日には丁寧にシャンプーとコンディショナーでケアするようにしましょう。

ウィッグのお手入れは丁寧に

今回は、暑くなるこれからの時期に向けて、ウィッグの暑さ対策をご紹介してきました。今回の記事を見ると、気温の上がるこれからの時期は、ウィッグの着用早めた方が良いのかな?と思った方もいるかもしれません。しかし、確かに不快感を感じることが増えるかもしれない暑い日のウィッグ利用ですが、逆に非常に大きなメリットも持っているのです。
それは、紫外線の影響をウィッグがシャットアウトしてくれるというメリットです。紫外線は、晴れた日に降り注いでいると考えているかもしれませんが、曇った日や雨の日でも普通に影響があります。そしてこの紫外線は、髪の毛に悪影響を与えるもので、毛髪の枝毛やパサつきの原因となってしまいます。さらに、頭皮に関して言えば、紫外線による感想や刺激で、皮膚が老化し白髪や薄毛の原因になる非常に恐ろしいものなのです。したがって、ウィッグを着用することで、紫外線からの悪影響を遮ることができ、地毛や頭皮を守ることが可能となるのです。
これからどんどん気温が上がり、厚くなる時期ですので、ウィッグの利用時にはきちんと暑さ対策を行う、着用後にはしっかりとお手入れするということを心がけて、アウトドアイベントを楽しみましょう!