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ウィッグの浮きが気になる!サイドや襟足の浮きを抑えて上手に着用するポイント

2023年5月15日
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ウィッグの浮きが気になる!サイドや襟足の浮きを抑えて上手に着用するポイント

ウイッグは医療用からおしゃれ目的まで、たくさんの種類が世の中にあり、さまざまな人が個人個人、別々の目的で利用しています。
そのため、最近ではウィッグ自体はとても身近な存在になり、普段の生活の中でも頻繁にウィッグを着用する方が増加しています。しかし、ウィッグを着用するときに、本物の自分の髪の毛のように自然な状態に見せるのには少しコツが必要なのです。特に、ウィッグ愛用なの方であっても、鏡を使っても見えにくい部分である襟足やサイドの髪のスタイリングはなかなか難しいという話をよく耳にします。
そこで今回は、ウィッグを自然に着用することに悩んでいる方のため、襟足やサイドの不自然な浮きを抑え、ウィッグを浮かせずにナチュラルにつける方法をご紹介します。

ウイッグが浮く原因とは?

それでは、ウィッグを着用するときに、襟足やサイドが不自然に浮いてしまって、上図に着用するとこができない…となる原因は何なのでしょうか?一般的に、ウィッグ着用時に、不自然にウィッグが浮いてしまう原因は以下の2つとなります。

原因①髪の毛がまとまっていない

ウイッグを自然に被るには、いかに地毛をウイッグネットの中に綺麗にまとめるかにかかっていると言えます。ベースがしっかりしていると、その分安定的にウイッグが乗りることになるので、自然な見た目を実現することができます。特に、髪の長い方だと、ウイッグネットに無理に髪を詰め込もうとすると、ゴワゴワになってしまうので、ウイッグネットに髪をしまう前にピンで留めるなどしてまとめるなどの対策をするのがオススメです。

原因②ウィッグのサイズが合っていない

当然、ウイッグのサイズが頭に合っていないと、頭とウイッグの間に隙間ができてしまいます。そうすると、いくら綺麗に髪をまとめていても、浮きが生じてしまい、不自然な見た目になってしまうのです。最近では、アジャスター付きのウイッグが登場しており、こういった物であれば、自分の頭の大きさに合わせてウィッグのサイズ調整が可能となりますので、上手にウィッグを着用できないことが悩みとなっている方は、サイズ調整ができるウィッグを購入してみてはいかがでしょうか。
これらは、ウイッグで浮きが生じる原因の中でもメジャーな部類に入るものですので、まず上記2点を試してみてください。次からは個別の対処法についてご紹介していきます。

襟足の浮きへの対処法

襟足部分が浮いてしまうのは、地毛が長い方に多く見られますものです。原因としては、髪がうまくまとまっておらず、ウィッグの中で地毛がモコモコになっているからと考えられます。したがって、ウィッグ着用時に『ピシッ』と地毛がまとまっていれば、不自然な見た目も改善され問題も解決されます。

「長い髪をどうやってまとめれば良いか?」というと、左右で三つ編みにし、耳の後ろからおでこに向かって頭に巻き付け、ヘアピンで固定すると綺麗にまとまります。ただし、あくまでも一例ですので、ご自身の良い方法を見つけてくださいね。毛量が均等にまとめられればモコモコ感は出ないので、そこを意識して長い髪がまとまる方法を探してみましょう。
先述した方法とウィッグネットを使っても、まとまらないときはウイッグネット+水泳帽を活用するなどの荒業も試してみましょう。この方法であれば、着用時に少し違和感や締め付け間を感じるかもしれませんが、簡単にできる上、しっかりと地毛がまとまります。

サイドの浮きへの対処法

サイド部分の浮きが気になる場合も、髪の毛がしっかりまとめられていないことや、頭のサイズとウイッグがあっていないということも考えられます。対策としては、先ほどご紹介したように髪の毛をしっかりとウィッグネットに入れること、頭のサイズに合ったウィッグを選ぶことが大切です。
他には、

  • サイドにワイヤーが入っているウィッグを選ぶ
  • ウィッグ専用のテープを使用する

などの対処法でも自然な仕上がりを実現できる場合があります。
サイドにワイヤーが入っているウイッグなら、頭の形に合わせてなじませることが可能です。ウイッグ専用テープとは、ウイッグキャップに両面テープのようなものを貼り付けてウイッグとキャップを固定するというものです。地毛にテープがくっつかないように気をつけましょう。また、敏感肌の方などはテープで肌荒れが起こるかもしれませんので注意が必要です。

まとめ

今回は、ウィッグの浮きが気になる…ウィッグを浮かせず上手に着用するコツ!をご紹介してまいりました。いかがでしたか?
ウイッグが浮く原因は主に『髪の毛がまとまっていない』『ウイッグのサイズが合っていない』の2つです。その対処法として、髪のまとめ方の改善、アジャスター付きのウイッグの活用、ワイヤー付きウイッグの活用、ウイッグテープの活用などをご紹介してきました。
このほかにも様々な方法があると思いますので、本稿を参考にしつつご自身に合った方法を探してみてくださいね。

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