最近ではおしゃれ用でも当たり前のように利用されるようになってきたウィッグ。インターネット通販などでも気軽に購入できるような時代になり、着用する人も増えたことで種類も豊富に、またリーズナブルの商品も多くなったので初心者でも手が出しやすいおしゃれアイテムです。

ウィッグはエクステ等とは違い、購入してしまえば自宅で、自分で着用することができるのでその手軽さも人気の秘密です。しかし、ウィッグを着用してみると意外な事に悩まされるという人もいるのです。それは『静電気』の問題です。皆さんも冬場にドアノブを触って「バチッ！」と痛みを感じたことがあると言う人は少なくないでしょう。

ウィッグは人毛や人工毛など素材も種類がありますが、どちらにしても髪の毛が束になっているものなので『静電気』が溜まりやすい構造と言っても過言ではありません。したがって、ウィッグを買ったはいいけれど、静電気に悩まされる・・・。という人が意外に多く、「バチッ」となるのが嫌で冬場は付けたくても付けられないと言う人もいます。
そこで今回は、ウィッグの静電気を防止する方法をご紹介します！

意外と多いウィッグの静電気

ウィッグを使ったことがある方は、よくわかるかと思うのですが・・・意外とウィッグは静電気がひどいんです。特に乾燥の強い時期だとすぐバチっという音とともに静電気が発生してしまいます。

ウィッグの静電気が多い理由

静電気が起こる原因は物と物がこすり合って発生する摩擦帯電です。
また、他にもマフラーを外す、ビニール袋が手から離れないなどで発生する剥離帯電というものもあります。人間は髪の毛や服など何かに触れていることが常ですので帯電しやすくなっています。そのため静電気が発生し放電しても、人はまた摩擦を繰り返すので、すぐに帯電します。乾燥した空気中では電気が流れにくくなっていること、静電気の起きやすい素材のものを身につけていることも大きな要因です。

ウィッグは人毛のものもありますが、大半は静電気が起きやすい化学繊維が含まれいます。それに加え乾燥も相まって静電気が発生しやすくなっているというわけです。こういった静電気の帯電を解決するためには適度な水分を与え、オイルなどでケアすることでです！以下で実際の対策方法をご紹介していきましょう。

ウィッグの静電気を防止する具体的な方法

それではここから、ウィッグに発生する静電気を防止する具体的な方法をご紹介してまいります！

大定番のウィッグ用スプレー

髪の絡まりやもつれを直すためのマストアイテム「ウィッグ用のスプレー」です。ウィッグ用スプレーというと、お手入れ専用のスプレーだと思われている方もいるようですが、静電気の予防にも使えるんです。スプレーによってオイルが髪に薄く馴染み滑りが良くなり、静電気が起こりにくくなるんです。

さっと一瞬スプレーをかけてオイルをウィッグ全体になじませて使いましょう。

ウィッグの静電気は制汗スプレーでも抑えられる

スプレーが有能なのはわかりましたが、なかなか都合よくスプレーがあるとも限りませんよね。急な外出で、今すぐこの静電気をなんとかしたいという時には、こんなアイテムで代用が可能です。それは「制汗スプレー」です。制汗スプレーもウィッグになじみ静電気を防ぐことが可能です。

他にも効果がある製品

他にも、ベビーパウダーも効果があります。また、衣類などの静電気防止スプレー、ベビーローションも効果は少々落ちますが静電気が押さえられます。こちらは髪にマット感がでるのでツヤ抑えとしても使えます！

いずれも使いすぎには注意が必要ですが、知っておいて損がない情報です。

空いた時間でウィッグのお手入れをして、静電気対策を行う

いままでは、時間がないときの静電気対策についてご紹介してまいりましたが、ここからは、じっくりケアをする時間がある場合の方法をご紹介してまいります。

方法は至って簡単で、ウィッグをぬるま湯で薄めた柔軟剤に1時間以上漬け置いたあとタオルドライ後に自然乾燥もしくはドライヤーの冷風で乾かすだけ！これであっという間に静電気が起こりにくいウィッグに大変身です。静電気は乾燥と摩擦で起こりやすいので適度な潤いと滑りの良さがあればOKなので、そんな状態を作ってしまおうというわけです。

細かいポイントですが、使用する柔軟剤は、成分にシリコンや繊維潤滑剤と明記されているものを選びましょう。また、熱湯や温風を使うと逆に静電気を起こしやすくなってしまいますので、ぬるすぎるかなと思うくらいのぬるま湯を使用したほうがよいです。また塩化ビニール製のブラシは静電気を起こしやすいので避けましょう。

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まとめ

今回は、『バチッ』っと痛い！ウィッグの静電気を防止する方法をご紹介してまいりました。いかがでしたか？

静電気防止のためには、ウィッグ用スプレーや制汗剤が効果があるので是非、用意しておきましょう。また、すこし効果は劣りますが衣類の静電気を押さえるスプレーやベビーローションも静電気の防止には効果的です。どれも購入したは良いものの、余って使い切れないといった物が多いので自宅の在庫処理も一緒にできて一石二鳥なのではないでしょうか。ただ、こういった方法は急な外出で時間がないときの応急処置的な要素が強めなので、ぜひ、ケアの時間を取ってお手入れからしっかりする方法をオススメします。

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