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ウィッグのつや消し方法6選!ウィッグを自然に見せるポイント

2023年3月8日
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ウィッグのつや消し方法6選!ウィッグを自然に見せるポイント

今回は、普段の生活の中でウィッグを利用する際に、悩んでしまう人が多い『ウィッグのテカリ問題』の解消法についてご紹介します。現在、女性のファッションアイテムとしてどんどん人気が上がっているウィッグですが、普段使いとして主流となるのは、低コストで手に入れることができる人工毛ウィッグです。しかし、人工毛ウィッグは、ファイバーと呼ばれる化学繊維で作られているため、地毛と全く同様のつや感を出すのも難しく、着用してみると変にテカって不自然に見えてしまう…という悩みを抱える人も少なくありません。最近でこそ、人工毛の品質が向上し、より地毛に近い質感を実現しているものの、それでもより地毛に近づけたいと考えている人も少なくないのではないでしょうか。
そこで本稿では、ウィッグの不自然なテカリを抑えて、より地毛に近いつや感を出すための方法をご紹介したいと思います!

人工毛ウィッグに不自然なツヤがある理由

ウィッグに使用している素材が原因で、ウィッグに不自然なツヤが出ることが多いです。
人間の髪の毛はキューティクルに覆われているため、表面に若干の凹凸があり光が当たっても光が屈折します。つまり、どれほど美しい髪であっても、光沢はありません。
しかし、表面に凹凸が無い人工毛ウィッグの場合は、光が毛の上で反射します。そのため、人毛ウィッグや、凹凸加工されいる高品質な人工毛ウィッグと比較すると、不自然なツヤが出てしまうのです。
人工毛ウィッグに使われる毛に凹凸加工をつけて、光が反射することで自然なツヤが出ないよう工夫されているものも存在します。しかし、凹凸加工が施されたウィッグは毛が絡まりやすいことがデメリットです。
また、人工毛ウィッグで使われる合成繊維は人工毛をコーティングするための成分が塗られている場合も多く、強いツヤが出てしまいます。そのため、買ったばかりのウィッグは不自然なツヤが出るケースが多いでしょう。
商品や使用方法によって異なるものの、徐々に人工毛のコーティング剥がれてツヤが無くなっていきますが、ある程度時間がかかります。
なお、人毛ウィッグと同等に自然に見える人工毛ウィッグも存在しますが、高品質な素材を使い、高い技術で加工をしてているため、値段が高いことが特徴です。
リーズナブルな価格のウィッグを購入したい場合や、気に入るデザインのウィッグを見つけたもののツヤが気になる場合には、自分でウィッグのツヤを消す方法を試しましょう。

ウィッグのツヤを消す方法

ウィッグのツヤは、自宅にあるものや身近なものを使用して消すことが可能です。そこで、手軽にできるウィッグのツヤ消し方法を6つご紹介いたします。

1、柔軟剤を使ってウィッグのつや消しをする

まず、家にある物を利用して簡単につや消しができる手法からです。そもそも、本物の毛ではなく、化学繊維で作られている人工毛ですので、ある程度テカリが出てしまうのは仕方ないことです。どうしても、化学繊維特有のテカリが気になるのであれば、人毛ウィッグを手に入れるのが最も手っ取り早いのですが、それだとコスト的なことが問題になりますし、何よりお手入れに手間がかかるので、普段使いしにくいという人も少なくありません。
そこで、人工毛ウィッグに地毛のような質感をプラスするためには、どこの家にも置いてある『衣料用柔軟剤』を使って、シャンプー後にリンスしてあげるのがオススメです。リンスと言っても、柔軟剤を梳かした水につけておくだけですので、特に手間もなく簡単に誰にでもできると思います。具体的な流れは以下を参考にしましょう!

  • STEP1 洗面器などに水と、約1/3~1/2程度の柔軟剤を用意する
  • STEP2 30分~1時間程度、その水にウィッグを浸す
  • STEP3 絡まりに注意して、洗い流す
  • STEP4 タオルドライ後、寝かせた状態などで自然乾燥
  • STEP5 ブラッシングでかたちを整えて完成

2、制汗剤やベビーパウダーでウィッグのつや消しをする

こちらは人工毛ウィッグつや消し手法として非常に有名な手法です。制汗剤やベビーパウダーはドラッグストアなどで売っていますので、簡単に手に入るのも嬉しいですね。
手順としても非常に簡単で、ウィッグを着用する前に、少し離れた位置から、テカリが気になる部分に制汗剤スプレーを吹きかけるだけです。こうすると、制汗剤に含まれるパウダーが毛に付着し、艶を抑えてくれるわけです。制汗剤スプレーを吹きかけた後は、ブラッシングすればOKです。かけすぎてしまうと、変に白くなってしまうことがありますので、その場合は、ブラッシングでパウダーを払い落とすようにしましょう。ちなみに、ワックスなどを併用するとより自然にテカリが消えますのでとてもオススメです。
ベビーパウダーも要領は同じですが、こちらはより粉っぽさが出てしまいますので、着用までにしっかり確認して粉を落としてからウィッグをつけて下さい。どちらの手法も、シャンプーをすればパウダーが落ちてしまいますので、その都度同じ要領でつや消しをする必要があるので、少し面倒に感じることもあるかもしれません。そこだけは我慢ですね!

3、マットタイプのスタイリング剤を使ってウィッグのつや消しをする

これは、対策と言えるか微妙な手法ですが、もっとも単純で手軽な方法になるため、ご紹介しておきます。手法としては、普段使用しているワックスやスプレーなどのスタイリング剤をマットタイプのものに変えるだけです。ワックスなどは、少量でも髪に馴染むように揉み込むとつや消しができますし、スタイリングも同時にできるため手軽というメリットがあります。
このような理由もあり、最近ではウィッグ専用のスタイリング剤も登場しています。ただし、特にウィッグ専用でなければテカリは消えない…ということもなく、一般用のスタイリング剤でも問題ありません。ちなみに、制汗剤スプレーやベビーパウダーでつや消しをした後、マットタイプのスタイリング剤を組み合わせと、とても自然な仕上がりを実現することができますよ!

4、購入直後のウィッグは、何度かシャンプーしてつや消しをする

少し強引な方法になりますが、いくつかのウィッグを使いまわしている人にはオススメの方法です。購入直後のウィッグは、ツヤ間が強くテカって見える物なのですあg、シャンプーを何度かしてお手入れしてあげれば、自然なつや感に落ち着いてくるという声は多いで鵜s。したがって、少し面倒に感じるでしょうが、購入直後のウィッグは事前準備として何度かシャンプーしてあげると良いですよ。
ただし、購入したウィッグを「今すぐに使いたい!」という人であれば、不向きな方法となるので、制汗剤スプレーなどを用意しておくことがオススメです。使っていると、必ずシャンプーが必要で寸土絵、そのうち自然なつや感になっていくと思います。

5、タオルで人工毛のコーティングをはがす

この方法は、直接人工毛のコーティングをはがす方法になります。
やり方としてはウィッグをタオルでこすっていくだけです。こする時に毛が抜けないように注意しながら、毛束の根元から毛先にかけてこするようにしましょう。この方法は直接コーティングをはがしているので、ウィッグの毛が傷み絡みやすくなる点にも注意が必要です。

6、ウィッグ専用のつや消しスプレーを使う

ウィッグのつや消しは日用品などで簡単にできることがわかりましたが、ウィッグのケアのことの考えるのであればウィッグ専用のつや消しスプレーを使うのもおすすめです。
つや消しに失敗する心配もないですし、汗のべたつきも抑えてサラサラにしてくれるものもあります。値段もそれほど高くないので、試してみる価値はあります。

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まとめ

今回は、人工毛ウィッグのつや消しをしたいと思った時に利用できる手法をご紹介しました。人工毛ウィッグは、人毛ウィッグと比較すると低コストで手に入れることができるため、普段のファッションアイテムとして利用する人は非常に多いと思います。しかし、そこはやはり人工物である化学繊維が素材となっているため、本物の髪の毛のような自然なつや感ではなく、テカリが目立ってしまうという悩みを抱える人は少なくないのです。
ウィッグが変にテカってしまうと、それだけで不自然になってしまうので、テカリを抑えたいと思った場合には、本稿でご紹介したような手法を試してみてください。もちろん、最近は人工毛の品質も向上していますので、よほど低品質なウィッグを購入したのでなければ、一目でウィッグとバレるようなことはないと思いますよ!
また、ウィッグ特有のテカリを解消するためのつや消しスプレーなどのアイテムも販売されています。
人工毛や人毛でも使用でき、汗のべたつきを抑えてサラサラにしてくれる効果もありますので、ウィッグのテカリが気になる方は活用してみてください。

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