以前、このサイト内で「紅茶を利用したウィッグの染め方」をご紹介しましたね。ウィッグのカラーリングに関しては、多くの方がどうにかできないかなぁと考えている方もおおいもので、しかも染めるときには出来るだけ安価で手軽な方法がありがたいですよね。その中でも紅茶を利用するウィッグ染めは非常に手軽で、家にいらない紅茶があればすぐに試せる方法としてオススメできます。
そして今回は、紅茶と並んで家にあまりものが多い『コーヒー』を利用したウィッグの染め方についてご紹介したいと思います。紅茶でウィッグ染めが出来るのならば、色的にはそれよりも濃いコーヒーであれば染色剤としてはより向いていると思います!
それでは以下で、ウイッグの毛染めはコーヒーでもできるのか、紅茶染めとの違い、染め方、注意点、染める時のポイントについてご紹介してまいります。
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ズバリ、ウィッグのコーヒー染めは出来る?紅茶染めとの違いは?
まず、コーヒーでも染まるのかという問いに対して、最初に結論から言ってしまえば、もちろん「染まります」。
色のトーンを抑えたいときやテカリを抑えたい場合に非常にオススメな方法と言えます。例えば明るいピンクのウィッグもダークピンクにすることができます。因みに、飲料としてみればコーヒーの方が色が濃いので染料に向いて層に思えますが、紅茶の方がよく染まるといわれています。また、ナイロン製のものはコーヒー染めでは染まらないので注意が必要です。全体を染める前に試しに少し染めてみるのが良いかもしれません。
コーヒーを利用したウィッグ染めの利用用途としては、はっきりと色を変えたいという場合でなければ基本的に問題ないと思ってもらって大丈夫です。もし、はっきりとした色変化をつけたい場合はアクリル絵の具などと同じ「ダイロン」で染めると良いです。しかし、色むらが出やすいので注意が必要です。
コーヒー染めのやり方
それでは、実際にコーヒーを利用したウィッグ染めの手順を具体的に見ていきましょう。基本的には紅茶染めと同じ流れで進みます。
STEP.1 染料となるコーヒーを作る
まずは鍋に1リットル程度の水を沸かしましょう。そこに普段飲料用に作るコーヒーの3倍程度の濃さのコーヒーを入れ煮たたせます。コーヒー染めはなかなか染まらないのでかなり濃いコーヒーを作る必要があります。
STEP.2 定着剤を入れる
煮出し終わったら定着剤の役割として塩を入れます。1リットルに対して大さじ3〜4杯が目安です。
STEP.3 コーヒーを漉す
コーヒーが覚めたら、染物用に用意したタライなどにコーヒーを移しましょう。コーヒーを移すときにはコーヒー粉が浮遊していますのできちんと漉してください。
STEP.4 漬け置きする
ウィッグを染める為、タライに移したコーヒーに全体が浸かるようウィッグを入れましょう。その状態で1日置きます。
STEP.5 洗浄
一日コーヒーに漬け置きしたウィッグを取り出し水洗いしましょう。その後丁寧にシャンプー・リンスしてください。
STEP.6 乾燥すればOK
最後にしっかりとウィッグを乾かせばウィッグのコーヒー染めの完了です。手法は紅茶染めとほとんど同じですね。そして、コーヒー染めも染め終わるまでどのような色変化が起こるかわからないのでドキドキ感があって良いですね。
ウィッグのコーヒー染めの注意ポイント
では、ここからはコーヒー染めを行う際の注意ポイントをご紹介いたします。
コーヒーは冷ましてから
ウィッグは熱に弱いのでコーヒーはしっかり冷ましてから使用しましょう。熱いままだとウィッグが傷んでしまうことがあります。
ネットを使用する場合は色がついても良いものを
ネットに入れてコーヒー染めを行う方もいらっしゃるかと思います。その時に注意しないといけないことはネットも染まってしまうことが多いので色移りしても大丈夫なネットを使うことをオススメします。
ちょっとしたコーヒー染めの小技紹介
ここからはコーヒー染めをするときのちょっとした小技をご紹介します。
最後の仕上げに柔軟剤を!
染め終わったあとにシャンプーとリンスをするかと思うのですが、その時に柔軟剤を入れるとウィッグのうねりが出なくなるのでオススメです。ウィッグのケアとしてやってみる価値ありです。
定着剤はお酢でも代用可能!
コーヒー染めのやり方をご紹介した際に、煮出したコーヒーの中に定着剤代わりに塩を入れると記載いたしました。定着剤の代わりに塩だけではなくお酢も使用可能ということです。お酢はテカリを抑える効果もあるのでお塩とお酢を両方入れる方もいらっしゃるそうですよ!試してみる価値はあるかもしれないですね。
まとめ
今回は、ウィッグの毛染めシリーズ!紅茶がいけるならコーヒーで染める事も出来る?をご紹介してまいりました。いかがでしたか?
結論から言うとコーヒーでも染めることは可能ということでしたね。紅茶染めと同様に仕上がりが最後までわからないというのは楽しみが増えておもしろいかもしれません。紅茶もコーヒーも工数的にそんなに変わらないので、家にどちらがあるかというので方法を決めても良いかもしれませんね。
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