ウィッグ最新ニュース速報

ウィッグ、医療用ウィッグのお役立ち情報を配信

ウィッグオイルの代用にはベビーオイルがおすすめ!ベビーオイルでのお手入れ方法をご紹介

2022年9月21日
5715 views
約 1 分
ウィッグオイルの代用にはベビーオイルがおすすめ!ベビーオイルでのお手入れ方法をご紹介

ウィッグオイルの代用品として優秀なベビーオイル

ウィッグを頻度高く使用されている方の共通の「お悩みごと」の一つに「お手入れ」があるかと思います。
ウィッグの髪の毛が絡まったり、使用後に洗浄するたびにゴワゴワ感が出てきたり…悩みは尽きません。
もちろん、そんなお悩みごとに対して、シリコンスプレーなどのケアグッズが販売されているものの、すぐに手に入らなかったり、専門店でないと手に入らなかったり、ちょっと価格が高いこともあります。
どこにでも売っていて簡単に手に入り、しかもオールマイティーなケアグッズがほしいですよね。
そこで、試していただきたいのが市販されている『ベビーオイル』です。赤ちゃんのスキンケア用のオイルで、ドラッグストアはもちろん、スーパーやコンビニでもよく見かけるかと思います。
今回は、ベビーオイルでウィッグのお手入れをする方法について紹介します。

ベビーオイルの使い方

ベビーオイルは使いすぎるとベタベタしてしまい、ツヤも不自然に出てしまいます。
精製水などで薄めて使うと、1プッシュの量を調整することができます。
少量ずつ使うようにして、つけすぎないようにしましょう。

また、薄めたベビーオイルは早めに使用することをおすすめします。一気に水で薄めるのではなく、小さな容器に少量ずつ取り分けて薄めるようにすると良いでしょう。

ベビーオイルを使用するメリット

ベビーオイルを使って、ウィッグのケアを行うとどのようなメリットがあるのでしょうか。

静電気を防止し、ツヤも出る

人毛でも、乾燥すると静電気を帯びやすいのですが、化学繊維で出来ているウィッグは特にその傾向は強いのです。
さらにその静電気で髪の毛が絡むことも多く、ブラシで過度に梳けば、さらに静電気が増し、絡まりがひどくなることもあります。そのような場合、最悪、ウィッグをカットしなければならないなんてこともありえます。
そんな時は使いたいのが、「ベビーオイル」です。直接、少量をなじませる、あるいは水とベビーオイルをスプレー容器に混ぜておき、吹きかけるとパサパサ・ゴワゴワがなくなり、静電気も防止でき、さらにツヤも生まれます。シリコンスプレーがないときの代用品として使いたいですね。
また、静電気以外でも、経年でパサパサ・ゴワゴワ感が目立ち、ツヤがなくなってしまった場合にもベビーオイルは有効です。オイルをつけることでツヤが出てきます。
ここでポイントがあります。それは「付けすぎないこと」。少量であれば問題ない上に、ホコリ等も付着しないのですが、オイルをあまりにも付けすぎてしまうと、そのオイル自体が表面に残ってしまい、汚れを吸着してしまうこともありますし、重くなってしまうこともありますので、使う量は少量を意識しましょう。

絡んでしまったときも大活躍

静電気防止に役立つベビーオイルですが、髪の絡まりを取る場合でも、有効に働きます。
絡まった部分に少量のオイルを馴染ませて、ブラシで丁寧に梳いていくと徐々に絡まりが解けてくることがあります。
この時に気をつけたいのが、強引に絡まりを取ろうとせずに、徐々に優しく根気よく行うということです。オイルを塗ったからといってすぐに絡まりが取れるわけではないので注意しましょう。
また、絡まりがひどい場合、何度かオイルを塗り込んでいることも考えられます。オイルの付け過ぎはあまり良くないので、絡まりが解けたら、シャンプーで洗い流し、柔軟剤で静電気防止を行うと、なお良しです。

安全だけれども念の為、ご注意を

赤ちゃん用に作られたベビーオイル。そもそも赤ちゃんの肌は非常に敏感で、大人の皮膚と比べると、厚さは1/2と言われており、ほんの少しの刺激で肌のバリア機能は破壊されてしまいます。
そのような敏感肌に使う商品ですから、品質管理は厳重にされています。
ただし、中にはベビーオイルが合わないという方もいらっしゃるかと思います。
そういった場合は、オイル成分が石油系のものではなく、天然のものを使うと良いかもしれません。
髪の毛は肌(例えば頬や首筋など)に触れることも多いので、肌にトラブルを抱えていらっしゃる方は、注意が必要です。

ウィッグの通販専門店アクアドールでは、ウィッグのケア用品も販売しています。
ウィッグ用のヘアオイルやヘアミスト、つや消しスプレーなどをご用意していますので、日ごろのメンテナンスにお役立てください。

ウィッグのケア用品はこちら

【関連記事】
ウィッグにもヘアオイルは使える?ヘアオイルを使った長持ちのコツからアレンジまで紹介。
きれいなスタイルを長持ちする方法は?ロングウィッグのお手入れのコツ