手肌によるちょっとした摩擦や、保管方法・お手入れがおろそかになっていることが原因で絡まりやすくなるウィッグの毛。
ウィッグが絡まっていると、ヘアスタイリングに長い時間がかかってしまって、気持ち的にもとても焦りますよね。
そこで今回は、ウィッグの毛が絡まってしまっても、時間をかけずにサラサラの毛質に仕上げるテクニックと、絡まりを予防するとっておきのコツについてまとめてご紹介していきます♪
ウィッグの毛が絡まったときの対処法まとめ♪
ウィッグの毛が絡まってしまっても、無理に毛を解こうとするのはNG!
この方法は、実は余計に毛が絡まりやすくなったり、ウィッグの毛が大量に抜けてしまうリスクがあるんです。
ここでは、ウィッグ本来の品質性を高くキープしながら、毛の絡まりをスピーディーに直せる、おすすめの方法をチェックしてみましょう。
ウィッグ専用コームでとかす!
ウィッグの絡まりを直すためには、ブラシではなく専用のコームを使うことがポイントです。
化学繊維を使ったウィッグの場合は、プラスチック製のコームに過剰に反応して、静電気を起こしやすくなり、毛質がパサパサになってしまうため、ウィッグ専用のコームは常に準備しておきたいアイテムとなっています。
ウィッグ専用のコームで絡まりをとかすときは、常に、ウィッグの上部から毛先に向かってとかすことが基本◎
毛先にウィッグを当てながら、くしの部分で絡んだ部分をほぐし、とかす場所をこまめに移動することがまとまりのあるウィッグの毛質に仕上げるコツになります。
オイルスプレーでウィッグの絡まりを解消!
ウィッグの日々のお手入れに使う、マストなアイテムであるオイルスプレー。
ウィッグのシャンプー後やスタイリング、ドライヤーやヘアアイロンを使うときに使用することが多いオイルスプレーですが、実はウィッグの毛の絡まりをとることはもちろん、このトラブルを予防してくれるメリットもあるんです。
オイルスプレーは、ウィッグの毛が絡んでいるパーツに2プッシュ程度スプレーし、絡みのある毛先からコームでとかすだけのカンタンな方法。
ウィッグの毛にツヤを与え、まとまりのある毛質に仕上げてくれる、オイル成分がメインにブレンドされているため、コームのとおりをスムーズにしながらウィッグの絡まりを解消・予防してくれます。
オイルスプレーを使うときは、
- あらかじめウィッグを丁寧にブラッシングしておく
- オイルスプレー使用後は1時間程度乾燥させる
といったふたつのポイントを押さえておくと、ウィッグの毛のなめらかさを維持でき、絡まりにくい状態に仕上げることができます。
ウィッグの絡まりをなくす!とっておきの予防法とは?
続いては、ウィッグの毛が絡まるハプニングを未然に予防する、とっておきの対策についてご紹介しましょう。
お伝えする詳細を習慣にしていくと、ウィッグ本来の上質さを維持できたり、毎日のウィッグでのヘアスタイリングにも時間がかからなくなるメリットがあるため、ぜひ参考にしてくださいね♪
柔軟剤を使ってウィッグの絡まりを予防!
ウィッグ初心者のあなたにとって、ウィッグと柔軟剤にどんなかかわりがあるのか、とても興味を惹かれますよね。
柔軟剤は、ウィッグの毛をやわらかく、まとまりのある毛質に仕上げてくれるので、コームを使わなくてもするんとした指通りを実感できるようになります。
方法もとてもカンタンで、ウィッグ初心者のあなたでも、すぐに慣れることができますよ◎
- 衣服1着分の柔軟剤を洗面器に入れておく
- ウィッグをその中に入れて半日~一晩置く
- 水でしっかり洗い流し、自然乾燥させて完了!
ウィッグスタンドが便利!ウィッグが絡まらない保管方法
ウィッグは、使用した日・使用していない日にかかわらず、毎日丁寧なお手入れを習慣化することが、絡まりを予防する基本のステップ。
ウィッグは、そのまま寝せるように保管してしまうと、毛が地面に圧縮されてしまうため、絡まりやすくなることはもちろん、ウィッグ本来のハリやコシ、ボリューム感が失われてしまう可能性もあります。
そのため、ブラッシングやオイルスプレーでのひととおりのメンテナンスが終了したら、ウィッグ専用のスタンドを活用してみましょう。
ウィッグ専用のスタンドは、ウィッグの絡まりを予防しながら、カタチやボリュームをキレイに維持してくれるメリットがあり、わたしたちが利用することの多い、Amazonや楽天などの代表的なネット通販でもリーズナブルに購入できますよ♪
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~おわりに~
ウィッグの絡まりがひどくなってしまうと、その部分をカットしたり、買い替えをしなければならないデメリットも…!
あなたがメイクやスキンケアをするのと同じように、ウィッグにも丁寧なお手入れが必要なことを決して忘れずにいてくださいね♪