ウィッグ最新ニュース速報

ウィッグ、医療用ウィッグのお役立ち情報を配信

子供でもウィッグはつけられる?ウィッグのサイズ調節方法とは

2022年9月21日
804 views
約 1 分
子供でもウィッグはつけられる?ウィッグのサイズ調節方法とは

ウィッグには、ファッションアイテム用のもの、レディース、メンズ、コスプレ用として販売されているものなど様々な種類があります。ウィッグは、子供が使うものではないというイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。実際には、子供でも医療用やファッションアイテムとして着用することが可能です。

しかし、ウィッグを利用したことがなく、ヘアセットをしてあげられるか不安であるという人も多いでしょう。そこで、子供用ウィッグの装着方法とサイズを調整する方法を紹介します。

子供がウィッグを活用できる場面とは

近年では、発表会や七五三といったイベントの時に、ウィッグを使ったおしゃれを楽しんでいる子供も増加傾向にあります。子供は髪の毛の量にボリュームがないので、ヘアアレンジの幅が狭いことが特徴です。ウィッグを使用すれば、好みのヘアアレンジを楽しむことにつながります。

子供用ウィッグには、大人用の商品と同様に頭全体を覆うフルウィッグと、前髪やトップなど部分的に使用する部分ウィッグの2種類があることが特徴です。

フルウィッグは全体の雰囲気を変えられることが魅力であり、自毛の色を意識する必要がないことから、個性的なカラーや髪型を楽しめます。部分ウィッグは、子供の髪が短い場合や毛量の少なさをカバーでき、アップスタイルを楽しみたい場合や髪にボリュームを出したい場合に活用できることが特徴です。部分的に着用するものであるため、フルウィッグと比較してセッティングしやすく、最初にフルウィッグを着用するには不安があるという場合にチャレンジしやすいでしょう。

イベントの時だけではなく、髪を切りすぎてしまった場合や、ポニーテールといったアップスタイルにつけるだけでも簡単にボリュームのあるヘアスタイルを楽しめます。部分ウィッグは、ストレートタイプやカールタイプ、すでにヘアスタイリングがされているお団子タイプなど様々な種類があるので、好みのものを見つけやすいことがメリットです。

怪我や病気で脱毛した場合のカバー用ウィッグもある

子供の脱毛症や怪我や病気、抗がん剤によって脱毛した場合には、医療用ウィッグを使用する方法が有効です。医療用ウィッグは大人用だけではなく子供用もあるので、自毛が少ない場合や脱毛した場合、薄い場合にも、自分好みのヘアスタイルを楽しめます。

ウィッグの種類ごとの特徴と違いについて

ファッションアイテムとして販売されているウィッグの多くは化学繊維で作られていますが、医療用ウィッグは人毛を材料としているケースが一般的であり、ファッション用の物よりも高く10万円~15万円程度の製品が多いです。

これまでは、医療用としてウィッグを使用する人は医療用専門のウィッグを購入していましたが、近年ではファッション用のウィッグの品質が向上していることから、医療用として使用する人であってもファッション用ウィッグを代用するケースが増加傾向にあります。ファッション用ウィッグは1万円程度で購入できることから、値段の高い医療用ウィッグを購入する予定がある場合にはファッション用ウィッグを試してみるのも良いでしょう。

子供がフルウィッグをかぶる際のサイズ調整方法とかぶり方

最初に、ウィッグのサイズ調整を行いましょう。ウィッグを着用する前に、子供の頭のサイズに合わせる必要があります。ウィッグは内側にアジャスターが装備されているので、実際にかぶって子供の頭に最適なサイズに調整することが可能です。ある程度ヘアスタイルを決めた後でも調整可能なので、大まかに調整しましょう。

次に、自毛をウィッグ専用ネットの中に入れます。ウィッグを着用する前に専用のネットで自毛をひとまとめにすることで、ウィッグをスムーズに着用できるのです。さらに、ウィッグがずれることも予防できるので、しっかりと自毛をまとめましょう。専用ネットはゴムが太い部分が下になるように、ヘアバンドを着用するようにして首までかぶり、自毛をまとめながら生え際まで上げてネットの自毛をまとめます。自毛をまとめたらヘアピンで留める、もしくは結びましょう。

自毛が長い場合や毛量が多い場合は、可能な限り平らにするか三つ編みをしたうえでネットにまとめる方法がおすすめです。最後にウィッグをかぶります。

ウィッグを着用する際には、前髪の場所を決めて、片手で前髪の部分を固定し、もう片方の手で襟足を持って後ろ側に引っ張り、自毛をウィッグの中にまとめることがポイントです。こめかみの部分を両手で持って、微調整をします。微調整する際にサイズが合わない場合は、アジャスターで調整をすることも重要です。ウィッグがずれないように、ピンでネットと自毛とウィッグをまとめるようにして留めましょう。

子供でもウィッグでヘアスタイルを楽しめる

子供にウィッグを着用させる際には、動いてもズレないように正しい方法で付けることが大切です。子供の頭の大きさ、毛量に合わせて、アジャスターを使ってサイズを調整してあげましょう。

関連記事