皆さんはいつも着用しているお気に入りのウィッグで「たまにはイメージを変えたいけど、ウィッグってアレンジできるのかな?」等と疑問に思った事はありませんか?
近年販売されているフルウィッグは品質もどんどん向上しており、購入した段階ですぐにおしゃれに使用できるようにスタイルが完成されていますね。もちろんそのまま着用してもとても可愛く、自然に使えるものなのですが、たまには地毛にするようにウィッグにもヘアアレンジをしてみたくなっちゃうものですよね!
しかし、せっかくスタイリングが完成されているウィッグに変にアレンジを加えると、元に戻らなくなったら嫌だしとアレンジを諦めて新しいウィッグを購入すると言う人も少なくはないのではないでしょうか?もちろんウィッグは、複数のウィッグを気分によって使い分けると言うのも良いですが、少しのコツをつかめば自由にウィッグのアレンジは可能なのです。
そこで今回は、フルウィッグを簡単にアレンジするコツをご紹介したいと思います!
いつものウィッグを簡単アレンジでイメチェン!
それではフルウィッグのアレンジ方法についてご紹介していきたいと思いまいます。フルウィッグのアレンジは、ウィッグ初心者の方にとっては意外と難しいと言われます。それは、ウィッグの中のキャップを見えないように、きちんと隠しながらアレンジするには少しコツがいるからです。
特にサイドやバックスタイルなどを慣れていないうちに合わせ鏡で確認しながらとなるとなかなか上手にできないと言う人は少なくありません。そんな時にはウィッグ専用のウィッグスタンドを用意するのがオススメです。ウィッグスタンドにフルウィッグを載せてからスタイリングすると、美容師さんがヘアセットするときの様に出来る為、非常に便利です。慣れない最初のうちは、是非、ウィッグスタンドを用意することをオススメします。
それでは簡単なウィッグヘアアレンジもいくつかご紹介します。
フルウィッグをまとめたいときは低い位置で!
フルウィッグは、アップスタイルにすると襟足や生え際のキャップが見えてしまう可能性が高くなるため基本的にはアップスタイルは適しません。
例えば、前髪を下したスタイリングのフルウィッグの場合、ウィッグの前髪は下向きに植毛されているので、オールバックなどのアップスタイルとして前髪を上げると、生え際部分が不自然に見える事が多いです。さらに自分の額とウィッグの境目がくっきりと見えるので、そこも不自然に見えてしまう可能性が非常に高いです。
また、サイドや襟足部分も基本的には下向きに植毛されている為、アップスタイルにするとウィッグの下にあるキャップが見えてしまう可能性が高くなります。
フルウィッグのけをまとめたヘアアレンジにしたい場合は、上述したようなキャップが見えるような状態にならないように低い位置でゆるくまとめるのがコツです。あまりきつくまとめてしまうと、ふとした瞬間にサイドや襟足のキャップが見えてしまうので注意しましょう!
ハーフアップは被せるようになじませる!
ハーフアップスタイルは初心者の方でも比較的簡単に出来るアレンジなので試してみましょう。もちろん、ウィッグの中のキャップは見えないように注意して行う必要はありますよ。
ハーフアップのコツは、髪を後ろに持っていきまとめるときに、出来るだけ表面の毛をかぶせるようにすることです。この時に内側の毛をすくうとキャップ部分が見えるようになってしまうので、出来るだけ表面をすくうようにしましょう。また、上げる部分と下げる部分の境目にきっちと分け目をつけるのもNGですよ。
最後に前髪とサイドの境目も分け目は付けずに前髪をかぶせるようになじませると完成です。
このようにフルウィッグのアレンジで気をつけなければいけないのは、とにかくウィッグの中のキャップが見えるのを防ぐことです。自分には難しそうだからもっと簡単にアレンジしたいと言うう場合は、帽子やヘアアクセサリーを活用することをオススメします。片方のサイドだけをバレッタやヘアピンで留めるだけでもだいぶ印象が変わりますよ!
耐熱ウィッグの正しい巻き方!
それでは次に耐熱フルウィッグの正しい巻き方についてその手順をご紹介したいと思います。ロングのフルウィッグ等を着用している方はカールとかさせたいけど傷んでしまうのは嫌だし…等とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
ウィッグの中でも耐熱ウィッグはコテやアイロンを使用することも可能です。しかし、地毛の場合は熱を加えた時点でカールがつくのと違い、ウィッグは冷ます工程でカールをつけるという点が少し違います。以下にウィッグのカールの工程をご紹介しますので是非お試しください!
- STEP.1 巻きつけ開始
まずはコテの温度を130℃位に設定し、根元から毛先に向けて巻いていきます。毛先から巻いてしまうと毛先のカールが極端にきつく、中間・根元が緩くなるので注意です! - STEP.2 巻きつけ時間に注意
耐熱ウィッグ(ファイバー)は熱伝導が早い為、10秒程度でカールがつきます。もちろん巻きつけ量によって違いがあるので微調整してください。 - STEP.3 アイロンからはずし冷ます
作ったカールは形状を崩さないようにゆっくりと手の平に落としてください。手の平に載せたカールはそのまま10秒程度冷まします。上述したようにウィッグのカールはこの冷ます工程でつくので冷めるまで維持することが望ましいです。 - STEP.4 ウィッグのカール完成
冷めたら手の平からおろしてみてください。綺麗なカールはこれで完成です!
まとめ
今回はウィッグのアレンジ方法や上手にカールさせる方法等をご紹介しました。
最近のウィッグはどんどん品質も向上しており、様々なスタイルがついたフルウィッグもお手頃価格で販売されています。そのため、わざわざ自分でヘアアレンジしなくても複数所有して使い分けていると言う方も少なくありません。しかし、いつも使っているウィッグでもたまにはアレンジを加え、て少し印象を変えてみると言うのも楽しいものなので、是非、ウィッグのヘアアレンジも楽しんでみてはいかがでしょうか?
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