ウィッグ最新ニュース速報

ウィッグ、医療用ウィッグのお役立ち情報を配信

【ウィッグの素材別】お手入れの方法や注意点をご紹介

2022年9月21日
1263 views
約 1 分
【ウィッグの素材別】お手入れの方法や注意点をご紹介

今回はウィッグの素材によって違うそれぞれの注意点をご紹介したいと思います。そもそも皆様は、「ウィッグの素材」と聞いても何のことを言っているのか今一わからないと言う方も多いかもしれませんね。最近のウィッグは非常に進化しているため、高品質の物であれば一般の方が見てもその素材の違いに気づくことなど難しく、全て同じ素材で作られていると思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、ウィッグには素材によって種類の違いがあり、大きく分けると、本物の人間の毛を使用している『人毛ウィッグ』、ファイバーなどの化学繊維で作られた毛を使っている『人工毛ウィッグ』、人毛と人工毛をミックスした『人毛ミックス』と呼ばれるウィッグが存在します。そして、このウィッグの素材の違いによって、注意しなければいけないポイントというのは変わってきます。「素材が違う!」と考えれば、やってはいけない事やメリットとなる点が大きく違うという事はなんとなく予想が出来ますよね!

そこで今回は、ウィッグの素材別にお手入れ方法や注意点をご紹介します。今からウィッグの購入をお考えであれば、自分にはどの素材が合っているのかも考えてみましょう!

ウィッグは素材によって洗い方が違う!

ウィッグのお手入れの代表格と言えば「ウィッグのシャンプー」ですね。夏場などにウィッグを着用して汗をかいて、汚れや臭いが気になるとき、ワックスやスプレーでウィッグがべたつくときなどには、自分の頭をシャンプーするように、ウィッグもシャンプーしてあげる必要があります。
しかし、このウィッグのシャンプーは、素材によって注意点が違いますので、以下でご紹介する素材によるシャンプーの違いを覚えておきましょう!

■人毛ウィッグのシャンプー

人毛ウィッグは上述の通り本物の人間の毛髪を利用して作られている為、シャンプーについてはそこまで気にする必要はないかもしれません。人毛ウィッグは、一般的なドラッグストアなどに販売されている市販のシャンプーを使えばいいので、余計なお手入れ道具も必要ない点がメリットです。
ただし、シャンプーの頻度に関しては人工毛ウィッグより多めにする必要があります。

■人工毛ウィッグのシャンプー

人工毛ウィッグのシャンプーは人毛ウィッグと違い注意が必要です。それは、人工毛ウィッグはファイバーなどの化学繊維で作られている為、人毛用の通常のシャンプーを使用した場合、痛みの進行度が早くなる場合があるのです。その為、人工毛ウィッグのシャンプーはウィッグ専門店などで販売されているウィッグ専用のシャンプーを利用した方が無難です。また、静電気を持ちやすい特徴がある為、シャンプー後に柔軟剤などを利用してサラサラに保つように気をつけましょう。

■人毛ミックスウィッグのシャンプー

人毛ミックスを素材としたウィッグも人工毛ウィッグと同様に化学繊維が含まれている為、ウィッグ専用のシャンプーを使用して洗う方が良いでしょう。人毛ミックスは、人毛ウィッグと人工毛ウィッグのいいとこどりをしたウィッグというイメージですが、お手入れの手軽さは人工毛に勝てない、自然さでは人毛に勝てないと言う中途半端さも持っていますので、注意が必要です。

ウィッグの素材による洗い方の違いには上記の様な事に注意が必要です。最近の人工毛ウィッグは、高品質の物であれば見た目にも本物の毛と全く違いがないように見えますので、そのまま普通のシャンプーを利用する方も多くいます。しかし、上述の通り化学繊維を素材としている為、普通のシャンプーを利用してしまうと逆に傷みがひどくなることなどもあるので注意してください。尚、ウィッグの乾燥は人毛ウィッグの方が長くなるなど、基本的なお手入れに関しては人工毛の方が楽だと言われています。

その他のお手入れの注意点

その他の素材の違いによるウィッグの注意点をまとめてご紹介していきましょう。
まず、人毛ウィッグは、本物の毛を利用しているため、見た目が最も自然というのがメリットです。また、地毛と同じようにパーマやカラーを楽しむこともでき、スタイリングの自由度も高いという点はおしゃれ用に使いたいという人にはオススメです。しかし、元々は人毛なので、基本的には使用後には毎回シャンプーをしてあげなければ劣化が早くなるなどお手入れ面では一番手間がかかります。
逆に人工毛ウィッグは、上で紹介したような化学繊維が使われていると言う特徴を気づかい、専用のシャンプーを利用するといった事に注意すれば、元々のスタイリングも崩れにくいなど、お手入れ面は非常に楽になります。ただし、静電気などは非常におきやすいので、「バチッ」と来るのが苦手といった方は細目に柔軟剤でお手入れすることも必要です。また、低品質の人工毛ウィッグは見た目からコスプレの様な不自然な見た目になる物も少なくないので、初心者の方が購入する場合は、ウィッグ専門店などに言って選ばないと買っ田後に後悔する等といった事も少なくないでしょう。

まとめ

今回は、ウィッグの素材の違いによる注意点をご紹介しました。そもそもウィッグに『素材』の違いがあるという事を知らないと言う方も少なくないでしょうし、現在愛用しているウィッグが何で作られているかもわからず、間違った方法でお手入れしていると言う人も多いかもしれませんね。
ウィッグには上述のように様々な種類が存在しており、また、それぞれに推奨のお手入れ方法が存在しています。その為、せっかく購入したお気に入りのウィッグは出来るだけ長持ちさせるためにも、素材に合ったお手入れ方法は覚えておきましょう!

関連記事
暖かくなってきて蒸れてしまうウィッグは匂いや菌が心配。~毎日のお手入れ方法~
ウィッグのお手入れにベビーオイルを使ってみよう

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 0 )
  • Trackbacks ( 1 )

コメントはまだありません。

  1. […] 2018.04.15ウィッグは素材も様々!素材の違いによる注意点をご紹介!今回はウィッグの素材によって違うそれぞれの注意点をご紹介したいと思います。そもそも皆様は、「ウィッグの素材」と聞いても何のことを言っているのか今一わからないと言う方も多いかもしれませんね。最近のウィッグは非常に進化しているため、高品質の物であれば一般の方が見てもその素材の違いに気づくことな… […]